2010年04月01日
コミュニケーション能力が1位 朝日新聞社調査~新卒計画調査
コミュニケーション能力が第1位に。
人物評価の傾向が一層厳しく ~朝日新聞社より 2010年新卒採用計画調査~
朝日新聞社による、主要100社を対象に行った
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面接回数も時間も増
※調査は、採用で十四する点を選択肢から選んでもらう質問(複数回答)では、
「コミュニケーション能力」(74社)が1位。
前年に続きトップで、ここ数年傾向は変わっていないという。
ほかに「行動力」(71社)、「人柄」(28社)、「熱意」(27社)、「協調性」(23社)、が上位5位に入った。
一方、「学生時代の活動」は3社、「マナー」「語学力」「成績」はいずれもゼロだった。(グラフ参照)
「その他」の回答は11社で「プレッシャーに耐える精神力」(日立製作所)、
「チャレンジ精神」(大日本印刷)、「リーダーシップ」(日本通運)などが挙がった。
来年は引き続き厳選採用が続くと予想され、
企業側には人物や能力を慎重に評価しようとする傾向が強い。
「面接の回数、または時間を増やす」(キヤノン)、
「個人面接で学生一人ひとりをじっくりみる」(三菱電機)など、
ほとんどの企業が採用試験で面接を重視する。
「テーマを与えてのグループ討論」も浸透してきており、
帝人グループ、資生堂、トヨタ自動車などが実施する。
グループ討論でJTBグループは「討論で協調性や人柄、リーダーシップなどを見る」、
帝人グループは、「コミュニケーション能力、行動力、協調性を見る」としている。
イトーヨーカ堂、セブン‐イレブン・ジャパンなどは応募者全員を面接する。
イトーヨーカ堂の担当者は「なるべく多くの学生と会い、いい人材を探したい」としている。
中途採用については、前年度は93社で採用実績があったが、09年度は69社に減少した。
業績不振や不況の影響を受け、企業が中途採用を控えたためとみられる。
10年度の採用予定では46社が「ある」と回答したが、
「未定」も同数(前年度41社)あった。
今後の景気動向によって増減が見込まれる。
国は09年末から業界団体などに学生の積極採用を要請した。
この要請を、採用計画に反映させたかを尋ねた質問には
「反映できなかった」が29社で最多だった。「ある程度反映させた」が23社。
「反映させた」は12社にとどまった。未回答は31社だった。
反映できなかった理由として
「中長期の人員配置計画に沿って採用数を決めている」と
答えた企業が多かった。
(以上、朝日新聞紙面より)
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