日本教育推進財団監修　コミュニケーション能力１級認定講座 - コミュニケーション資格講座・検定｜コミュニケーション能力認定協会

上級の１級講座では、特に人の心理やコミュニケーションの構造への理解を深めながら、異なる背景や立場、価値観を持つ人たちとのコミュニケーション法を学んでいきます。

たった２日でわかりやすく、そしてもっとも効率よく学ぶために、準１級講座同様、講義（ロジック）と実践（実習やゲーム）によって構成された内容です。

あなたが"人生の質を高める"ための決定的な要素とは？

人を動かす人と動かせない人。影響力を持つ人と持てない人。
そして、より良い人生を創り出せる人とそうでない人。
両者の違いは、日々のコミュニケーションや人間関係で「どちら側」にいるかで決まります。

講座２日目に行うこの講義では、今までうまくいかなかった人間関係のパターン、
仕事が行き詰まってしまう理由や、目を背けたくなるような自分のマイナスな一面も見えてくるかもしれません。
ただし、あなたが影響力を持ち、人を動かすためには、この決定的な要素を学ぶことが不可欠です。

優れたコミュニケーターが持つ３つの視点をインストールする

セラピーから生まれた問題解決の手法「ポジション・チェンジ」。
コミュニケーションでは「自分の視点」だけでなく、
「相手の立場に立つ」「客観的な視点を持つ」この２つがに重要です。

自分、相手、第三者という３つの視点から物事や関係性を捉えることができるようになると、
あなたの思考の柔軟性が飛躍的に高まるでしょう。
人間関係だけでなく、ビジネスシーンでは、営業・セールスでの成約率、
接客・サービスでの満足度などにも直結します。

上司や部下、クライアント、ビジネスパートナーとwin-winの関係を築く伝え方

立場の違いや相手との関係を尊重しすぎて、自分の言いたいことを押さえてしまったり、
反対に自分の主張が強すぎて気まずい雰囲気になることがありませんか？

例えば他部署の先輩に急に頼まれた仕事を断らなければならない時、
義理の両親とは違う「子育ての方針」を理解してもらいたい時、
年長のメンバーとのプロジェクトチームをまとめる時・・・。

難しい人間関係でも交渉事でも、Win-Winの関係を保ちながら、あなたの主張もしっかりできるのが「アサーティブコミュニケーション」です。
基本になるアサーションの伝え方の「スキル」と「型」を実践すれば、
建設的なコミュニケーションが可能になります。

【タイプ別】行動とモチベーションに影響を与える言葉の使い方

例えば、あなたに２人の部下（または後輩）がいるとします。
Aさんに報告を求めると、ざっくりとした全体像やポイントを報告してきます。
もう少し詳しく知りたいなと思って確認することがしばしば。

Bさんに報告を求めると、かなり細かく掘り下げて報告してきます。
「結論を先に教えて」と言わないと、なかなか結論にたどり着きません。

どちらがいい悪いでもなく、仕事ができる・できないでもなく、これはAさんBさんの特性（強み）や傾向です。
こうしたタイプの違いを把握すれば、やる気を刺激したり、強みを発揮するような仕事を任せることもできる。
このスキルは特にリーダー、マネージャー層にとって大きな武器になるでしょう。

セルフイメージを高める「パワーリフレーミング」

コップに半分の水が入っています。あなたはこれをどう捉えますか？
半分も入っている。
半分しか残っていない。

１つの出来事を、１つの角度から捉えるのではなく、
それを他の角度から捉えてみたり、１８０度変えてみること。
思考の幅、見えている世界を大きく広げてくれるこのスキルを「リフレーミング」と言います。

パワーリフレーミングとは、出来事に対するものの見方・捉え方を変えるだけでなく、 自分が自分に対して持っている見方・捉え方（セルフイメージ）を大きく変えていくこと。

このワークは、あなたが上級のコミュニケーター、人を動かす影響力を持つのにふさわしい セルフイメージへ高めていくきっかけになるでしょう。

会議やビジネスパートナー、交渉、協力者・・・自分とは違う立場や考え、関係性の中で、どのようにコンセンサス（合意）を取っていくか。その要素や押さえるべきポイントは？

利害関係のある取引先との交渉、クライアント、部署を越えた会議やPTA、教育現場・・・
まったく価値観も考えも違う人たちとの間に、コンセンサスを見出さなければならない時。

その場ではどんな心理状態が働くのか、どのような言葉や立ち居振る舞いで、相手の心が動くのか。
あなたが人に影響を与える上でもっとも重要な、人間心理をグループワーク形式で深く追求し、合意形成へと導くポイントを学びます。