コミュニケーションの本質とは、
「人と理解を深め合うためのプロセス」であり
「信頼関係を築くこと」にある。
私たちはこのように考えています。
どうして?という疑問が起こる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、まずはこのことについて考えていきましょう。
「私たちはどうしてコミュニケーションを取るのでしょうか?」
心理学者のアブラハム・マズローによると、
私たちには「5段階の欲求」があるとされています。
ここに私たちがコミュニケーションを取るヒントがありそうです。
マズローによると、私たちには上の図のように5段階の欲求があって、最も低次の欲求が、
生命維持に関わる生理的欲求。
それが満たされると、その1つ上の段階の欲求へと、人としてより高次の欲求を求めていくようになるというものです。
その中で注目したいのが、「精神的欲求」の階層にある、この2つの段階です。
「所属と愛の欲求」
「承認の欲求」
この2つの段階は、人との関わりの中で満たされていく欲求です。
「所属と愛の欲求」であれば、
コミュニティに属したい、友人や恋人、家族と関わりたい、受け入れられたい。
このような精神的な人とのつながり、精神的な居場所を欲することです。
「承認の欲求」であれば、
人から、存在や能力、価値を認められたい、賞賛されたい、SNSのいいねが欲しいなど…
やはり人との関わりや、人の存在が欠かせません。
このような欲求が満たされないと、私たちは自分自身の「存在」や「価値」などに対して不安を覚えていきます。
その不安がどんどん膨らんでいけば、やがて心のバランスを崩したり、心を病んでしまうことは、容易に想像がつくかと思います。
ですから、なぜコミュニケーションをとるのか?を突き詰めていくと、
「私たちが自分の存在を認め合うため」
これが根本にあるのではないでしょうか。
コミュニケーションには、2種類あります。
コミュニケーションの本質は、
「人と理解を深め合うためのプロセス」であり「信頼関係を築くこと」だと冒頭でお伝えしました。
なぜなら、「存在を認めてもらえている」「自分はここにいていいのだ」という安心感や、精神的な人とのつながりを心から感じられるためには、お互いにそう思える人間関係があって成り立ちます。
承認が欲しいからと言って「自分を認めて」と誰彼となく求めたとしても、本当に認めてくれる人は、そうはいないでしょう。
信頼関係があれば、私たちは安心して自分の気持ちを表現できます。
また、相手の言葉にも耳を傾け、共感することができます。
そして信頼関係を築くためには「コミュニケーション」が欠かせないのです。
家族、恋愛、友人や職場の人間関係など…
私たちは様々な関係性の中で生きています。
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