緊張しないでプレゼンを楽しめるコツを5選紹介!【心理学のスキルを活用!】

「苦手なのに
皆の前でプレゼンしないといけない」
「いまいちプレゼンの仕方が
分かっていない、、、」
「すぐにでも使えるコツを知りたい」
あなたはプレゼンに対して
このように思ったことはありませんか?
私は、小学生の頃から人前に出て、
自分の意見を言うのが苦手で、
学生になってからも
苦手意識は持ったままでしたので
プレゼンが死ぬほど嫌で嫌いでした。。。
人前で話すのはとても緊張するので、
なるべく自分の意見は言いたくないですし、
楽しむなんてもちろんありえないと思いながら
過ごしてきましたが、
社会人になり、
心理学のスキルと出会い、
活用していくことでプレゼンの面白さだったり、
「実はプレゼンが楽しい」
ということに気づいてきたのです。
ですので、
プレゼンが得意でない方でも
どうすれば
うまくプレゼンができるようになるのか、
人を惹きつけるような
楽しくできるプレゼンのコツ
をご紹介します。
1.緊張しないで成功するプレゼンのコツ3選【事前準備編】

プレゼンは「準備が命」と言われるほど、事前準備は重要な要素になっていきます。
事前準備が不十分ですと、より緊張や不安は増しますし、プレゼンを成功させるには、事前準備を念入りにするしかありません。
緊張しないで楽しめ、成功させるプレゼンに向けて、どのような事前準備が必要なのか、最も大事なテーマから3選、ご紹介していきます。
1-1.ステートを整える
ステートを整えることは、緊張を和らげたい人に一番お勧めしたい方法です。
ステートを整えるとは、苛立ち・緊張・不安などのいつもとは違う崩れている気持ちに対して、【普段の変わらないあなたへとコントロールして整えていくこと】です。
これを一番にオススメするのは、ステートを整えることで緊張している気持ちを安定させることができ、落ち着いて話すことができるのです。
どうしてもまだ人前で話すことに慣れていない私たちからすると、プレゼンを話す前はとても緊張すると思います。
手足が震えたり、
声が震えたり、、、
こんな風に頭が真っ白になってしまうかもしれません。
そうなってしまっては、より苦手意識が根付いてしまいますし、克服できるのに時間がかかってしまうかもしれません。
そんな時に大切なのが、ステートを整えるということです。
良いステートを作る方法に1つ、「アンカリング」というものがあります。
アンカリングとは、ある決まった動作をすることで、特定の感情や心理状態を作ることができるスキルです。
例えば、2015年のワールドカップで活躍された、ラグビー(元)日本代表の五郎丸選手をご存知でしょうか。
当時、彼はゴールキックの前には、必ず同じ動作(中腰で軽く手を組み、人差し指を合わせるポーズ)をとってからプレーに臨んでいました。
このようにすることで、「アンカリング」された、一番良い状態のパフォーマンスが発揮できるようにしていたのです。
私たちも、いざとなったときに出せるよう、日頃から、アンカーを作ってみてはいかがでしょうか。
例えば、日頃から聴いている音楽を話す前に聞くことも、一種のアンカーです。
アンカーを作り、ステートを整えることで緊張せず、楽しめるプレゼンができるようになっていくのです。
1-2.相手のことを知る
まずは、プレゼンする相手を徹底的に知ることが必要です。
なぜなら、プレゼンの早い段階で、相手と信頼関係を築くことができるからです。
人は、
- ・自分のことを知っている
- ・わかってくれている
- ・共通点がある
このように感じる相手に対して親近感を持つことがわかっています。
- ・相手の興味・関心に合わせた話
- ・相手と自分との共通点
- ・相手の仕事やライフスタイルに合わせた話
これらの話を、プレゼンの早い段階で取り入れていくことで、相手との距離を縮めていくことができ、より自分の話を受け入れて聞いてもらえるのです。
- ・年齢
- ・職種
- ・ライフスタイル
- ・趣味
- ・性別
このような最低限の情報だけでも、仕入れておくと良いでしょう。
相手のことを、知っているか・知らないかでは大きな差を生みます。
1-3.シンプルな資料を作る
緊張しないでプレゼンをするには、シンプルな資料を作成することが大切です。
なぜなら、「シンプル」を意識することで、重要な箇所が相手に伝わり、見やすいものになります。
具体的には、以下の3点を意識して簡潔な資料を作成しましょう。
- ・資料1枚の中で使う文字数を制限する
- ・写真やグラフ・図形は文字よりも大きくする
- ・1ページにグラフや図を使ってみる
例えば、スライドに文字が敷き詰められていたら、あなたは1文1文しっかりと読もうという気持ちになりますか?
どれだけ大事な資料だったとしても、頭に入れないと!理解しないと!とはなりづらいでしょう。
おそらく、モヤモヤして誰も何も頭に入ってこないと思われます。
クロスリバーの代表取締役・越川慎司氏の『科学的に正しいずるい資料作成術』によると、実際に、多くの方が1スライド105文字以内に収めると閲覧率がぐっと上がると述べられています。
科学的に正しいずるい資料作成術 | 越川 慎司(著)
スライドや資料は、あくまで補足ですので、脳を疲れさせないというのがポイントになってくるのです。
この3選を押さえておくと、最終的に緊張しないで楽しめるプレゼンができるようになっていくのです。
2.緊張しないプレゼンのコツ5選【内容・話し方編】

この章では、プレゼンに慣れていない人でも、上手く話すために押さえておくべきポイント5選を紹介します。
2-1.堂々と話す
押さえておくべきポイント1つ目は、堂々と話すことです。
なぜならば、どれだけ緊張していようと、堂々と話すだけで、言葉に説得力を持たせることができるのです。
慣れていないからこそ堂々と話しましょう。
緊張や不安で声が小さくなってしまっては、本当は聞き手にとって価値のある大切な内容を伝えていたとしても、「内容を信頼していいのだろうか」と、不安を抱かせてしまう可能性があります。
堂々と話せば、言葉に説得力が増すので、プレゼンの内容も、あなた自身も、聴衆からはより「魅力的」に映るのです。
2-2.引き込まれるようなイントロダクションを作る
緊張しないでプレゼンをするために、押さえておくべきポイント2つ目は、引き込まれるようなイントロダクションを作ることです。
なぜなら、プレゼンの出だしは【最初の30秒】で決まり、その後のプレゼンの興味関心が、それにより変わってくるのです。
この30秒を上手に使うことで、話し手と聞き手との関係に溝がなく、心地よく話し始めることができるので、非常に重要になってくるのです。
1つの方法として、【PREP法】という結論から伝える手法もあります。
(詳しくは2-4で説明します。)
それを使って説明してみると、下記のようになります。
「プレゼンテーションには最初の出だしが重要です。」
「なぜなら、最初の30秒で印象が決まってくるためです。」
「例えば、PREP法を用いて結論から話し始めるなどの方法があります。PREP法は~~~。」
「もう一度お伝えすると、プレゼンテーションには、最初の出だしが重要なのです。」
このようにPREP法は、結論を先に話すので、どういうことだろう?具体的にもっと知りたい!といった感想を聞き手が感じてくれやすいです。
そうすると続きを聞こうと、プレゼンに興味を持ってくれるのです。
このような手法を意識するだけでも引き込まれるプレゼンになっていきます。
2-3.自分の体験を取り入れる
次に押さえておくべきポイント3つ目は、自分の体験を取り入れることです。
なぜならば、自分の体験を取り入れることで、臨場感ある話になり、聞く人たちの興味をより惹きつけることができるのです。
さらに説得力・親近感も増すでしょう。
自分の体験を話す際のポイントは、ありのままの自分を話すということです。
人前で話すのですから、自分を少しよく見せたり、悪い部分を隠したい気持ちがあるかもしれません。
ですが、過去の失敗談・恥ずかしい話をさらけ出すことが共感を生み、最高のトピックになるのです。
2-4.【PREP法】を使って流れを組み立てる
次に押さえておくべきポイント4つ目は、PREP法を使って流れを組み立てることです。
PREP法とは、頭文字を並べたもので簡潔に分かりやすく、相手に伝えるための構成方法です。
この手法は、話し言葉から文章にまで幅広く、使うことができるのでおすすめです。
それでは、PREP法についてご紹介します。
PREPは、次の単語の頭文字を取った構成です。
Point | 結論を述べる 要点を学べる |
---|---|
Reason | 理由を伝える |
Example | 事例、具体例を伝える |
Point | 再度、結論・要点を伝える |
例えるとこのような構成になります。
● Point(結論・要点)
「私がお伝えしたいことは、ビジネスにおいて素直でいることは大切だということです。」
● Reason(理由)
「なぜなら、素直でいると変化を受け入れることができ、失敗も次に改善することができるのです」
● Example(具体例)
「以前、働いていた職場にいた後輩の話です。彼女は、~~~。」
● Point(再度、結論・要点)
「もう一度お伝えします。成長し、次のステージに行きたければ素直さを大切にすることです。」
この方法は、自分が話す言葉の整理にも使えますし、聞き手のストレスをなくすこともできますので、ぜひ意識してみてください。
2-5.ジグザグ法を使って話す
次に押さえておくべきポイント5つ目は、ジグザグ法を使って、目線を合わせて話すことです。
なぜならば、聞き手と目線を合わせることで、自分に対して話してくれてると思わせることができるからです。
目線を動かし、いろんな方に話しかけている印象を与えるジグザグ話法というのがあります。
この方法は、目線や体の向きを聞き手の前方右周辺から後方左周辺、と変えて話すようにします。
ジグザグに目線や体の向きを変えて話すだけで、全員に話しかけられている感覚をだすことができるので、聞き手と講師の間に信頼関係が築きやすくなるのです。
一方で、聞き手からして一切目が合わないと、自分に話しかけられていると感じられず話も入ってこなくなるということが起こります。
なので、ジグザグ法を使うと満遍なく、いろんな人に対して視線を送ることができるので、マスターしておくと良いでしょう。
3.プレゼンを瞬時にレベルアップする、たった1つのコツ

この章では、これを取り入れるだけで、あなたのプレゼンがぐっとわかりやすくなり、印象に残るものになる、1つの秘訣をご紹介します。
3-1.メタファー
プレゼンを瞬時にレベルアップするためには、「メタファー」が非常に重要です。
なぜならば、メタファーを活用することで
- ・仕上がりが上がる/説得力が増す
- ・相手を惹きつけることができる
- ・プレゼンが上手く聞こえる
といったことができるようになるのです。
ある状況や現象を、別のものに置き換えて分かりやすく話す、メタファーというものがあります。
人がいってたお話・誰でも知っているストーリー(ジブリや昔話、おとぎ話、神話など)を例えで出すことが、相手の頭の中でイメージしやすく無意識に入ってくるのです。
例えば、
「コツコツと地道に努力することが成功に繋がるのです。」
↓
「うさぎとカメの話でもあるように~~~。だからこそ、地道に努力することって大事なんですよね。」
このように、メタファーを使うことで、無意識にダイレクトに響きやすく、より相手を惹きつけやすいのです。
大人の集中力は、おおよそ50分と言われています。
50分しか集中して聞けないのですから、淡々と何時間も話されていても、頭に入ってこないのです。
内容がつまらないものですと、途中でぼーっとして頭に入ってこないという経験は、みなさんにもきっとあると思います。
しかし、たった1つの例え話が強烈に印象に残った、というご経験もあるのではないでしょうか。
相手にとって刺さりやすいものをいくつか用意しておくことで、話のバリエーションも増えることが期待されます。
何より、あなたの話がしっかりと記憶に残るプレゼンになるでしょう。
もちろん、世代によっては刺さらないものもありますので、注意は必要です!
4.最後に

緊張しないでプレゼンを楽しめるために、押さえるべきポイントを3つにわけてご紹介しました。
- ・事前準備 3選
- ・内容・話し方のコツ 5選
- ・メタファー
これらをマスターすることで、落ち着いて話すことができるようになり、より緊張しないで楽しめるプレゼンができるようになっていきます。
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