2024/06/28

プロが教える「モテる話し方」押さえておきたい10の方法

プロが教える「モテる話し方」押さえておきたい10の方法

「モテたい」というのは、
男性の普遍的な心理です。

しかし、モテたいと思いながらも、
女性との話し方(会話)に
苦手意識のある男性は少なくありません。

苦手な理由として、
こんな声をよく聞きます。

  • 「何を話していいかわからない」
  • 「会話が続かず、間がもたない」
  • 「おもしろい話ができない」

このように
「話し方」に関する悩みが多いのです。

そこでこの記事では、
女性から好感をもたれる
「モテる話し方」についてお伝えします。

自己紹介が遅れました。
ライターの樋口智香子です。こんにちは。

私は日頃、
コミュニケーションをテーマにした
セミナー・研修の講師をしています。

扱うテーマは幅広く、
男女間コミュニケーションの講師として、
結婚相談所で婚活セミナーを行ったり、

一般向けに「結婚社会学」という学問の
講師をしたりしています。

恋愛・結婚をテーマに
セミナーを多数開催する中、
こうしたことに気づきました。

「モテる男性の話し方」には、
共通点がある

共通点を知り、実践することで、
誰もが身につけることができることも
実感しています。

さらに3章では
「自信を持つ方法」についてもまとめました。

モテる男性の共通点として
「自分に自信をもっている」こともあげられます。

自信を高めることで、
より魅力的な話し方になり、
女性にとって頼もしい存在になることでしょう。

この記事を活用することで、
あなたは間違いなく、
女性から愛され、応援される男性になります。

そして男性にとって、女性からの応援は、
恋愛や結婚、仕事など、人生にとって
重要な局面で、強力なパワーとなるでしょう。

それでは早速、お伝えしていきます。

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1.モテる話し方とは

モテる話し方とは「気づいたら、話が止まらなくなっていた」というくらい自然に、「相手が自分の話をしてしまう」話し方です。

感情共有や深い話もできるため、話してもらえばもらうほど、相手の心はオープンになります。

すると、あなたに興味を惹かれ、その結果「モテる」ようになるのです。

会話が苦手な男性の多くは「何を話していいかわからない」という言葉があるように、「自分が話すこと」にフォーカスしがちです。実はここが、そもそもの勘違いです。

女性から「この男性と、もっと一緒にいたい!」と思われるには、相手を主体にした話し方(コミュニケーション)が大切なのです。

つまりモテる話し方とは、

相手の話を「聴く」ことを中心にしたコミュニケーション

といえます。

一見、「聴く」ことは「話し方」とは真逆のようにも感じますが、実はそこにモテる話し方の極意があるのです。

そして「聴くことを中心にしたコミュニケーション」で、もっとも大切なことがあります。

それは、相手の女性に心からの興味・関心を持って接するということです。詳しくは第2章で解説します。一緒に紐解いていきましょう。

「モテる話し方」のベースは、「聴く」「質問する」「観察する」「伝える」「信頼を築く」などのコミュニケーションです。詳しくは2章でご紹介していますので、ご覧ください。

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2.プロが教える「モテる話し方」10の方法

それではここから「モテる話し方」をマスターするための具体的な方法をお伝えします。

これらを実践することで、多くの女性から好感を持たれ、そのうちの誰かとお付き合いに発展することも大いにあります。

既にパートナーがいる人なら、彼女や奥様との関係性が、今よりもっと良くなるでしょう。

ぜひ「これならできる!」と思うことから、取り入れてみてください。

2-1.「女性の話が止まらなくなる」ように話す

モテる男性は、女性にたくさん話をさせることに長けています。

女性が「彼と話していると、話が止まらなくなっちゃう!」と思うほど、たくさん話をさせるのです。つまり聞き上手なのです。

女性にたくさん話してもらうことにより、以下のメリットがあります。

  • 相手の情報を、たくさん引き出せる(趣味・好きな食べ物・仕事など)
  • 相手の人間性を、深く知ることができる(考え方・価値観・嗜好など)
  • 相手と、深い感情の共有ができる(楽しさ・うれしさ・感動など)

これらができると、自然と仲良くなりますよね。

モテたいと思う男性が陥りがちなのが、つい、自分のことをどんどん話してしまうというパターン。

自分の魅力を知ってほしいという心理の現れでもありますが、実はこれ、逆効果です。

女性は、話せば話すほど「この男性は私の話をよく聴いてくれる」と安心感を持ち、心を開きやすくなるのです。

女性にたくさん話してもらうコツとして、次の項目を実践してください。

  • 相手の目を見て聴く
  • 穏やかな表情で聴く
  • 相槌、うなづきを入れる:「うんうん」「そうか」
  • 話に共感しながら聞く:「そうだよね」「わかる」
  • 話を促す質問をする:「それで?」「どうだった?」
  • 5W2Hの質問をする:「いつごろ?」「どこで?」

女性が話しやすい雰囲気をつくり、共感しながら聴き、適宜、話を促す。

これができれば、最強です。女性は次から次へと、たくさん話をしてくれるでしょう。

ぜひ、実践してみてください。

2-2.心から興味を持って質問する

モテる男性は、相手の女性に“心から”興味・関心を持って質問するのが上手です。

女性は、自分に関心を寄せ、自分のことをわかってくれる男性に惹かれます。

質問は「あなたに興味・関心があります」「あなたのことを知りたいです」というメッセージになります。

質問の大切なポイントは、「心から興味・関心を持つ」ということです。

女性は、察する力に長けています。興味のあるふりをした質問や、自分の好奇心を満たすだけの質問は、女性には簡単に見抜かれますのでご注意を。

良い関係になるために、「あなたのことを教えてください」という意識で質問すれば、それもきちんと伝わります。相手に関心を持ち、思いやるような質問をしましょう。

心が伴っていれば、内容にはさほどこだわらなくてもOKです。

簡単な質問で十分ですが、ポジティブな話になるように心がけるといいでしょう。

具体的には、こんな質問がオススメです。

【仕事に関する質問】
  • 「どんな仕事をしているの?」
  • 「日々、どんなことをしているの?」
  • 「仕事をしていて嬉しいときってどんなとき?」
【趣味・ライフスタイルに関する質問】
  • 「お休みの日は何してる?」
  • 「何をしているときがいちばん楽しい?」
  • 「○○をはじめたのは、何かきっかけがあったの?」
【衣食住に関する質問】
  • 「そのワンピース可愛いね。洋服はどこで買うことが多い?」
  • 「好きな食べ物は何?」
  • 「料理はする?」
  • 「地元はどこ?」
【未来に関する質問】
  • 「自由な時間がいっぱいあったら、何がしたい?」
  • 「将来、何かやってみたいことはある?」

さらに「モテ」につながる質問なら、恋愛に関する質問が効果的。関係性にもよりますが、恋愛話は自己開示にもなり、心の距離が縮まります。ここぞというときには、思いきった質問をするのもありでしょう。

【恋愛に関する質問】
  • 「デートするなら、どこに行きたい?」
  • 「どういう男性が好み?」
  • 「俺は、アリかナシかだったら、どっちかなぁ?」

質問上手は、恋愛上手。ぜひ、ご活用ください。

2-3.その瞬間を楽しみ、共有しながら話す

女性と共に過ごすときは「あなたと一緒にこの場を楽しんでいますよ」という意味のメッセージを、たくさん伝えてください。

笑う・感動するなど、共にその場を楽しむことで、一体感が生まれます。

一体感が生まれると、女性は「一緒にいると居心地がいいな」「もっと一緒にいたいな」と感じます。結果的に、相手の男性に好意を持つのです。

男性が陥りやすいパターンとして「目的ありきになってしまう」ということが挙げられます。

僭越(せんえつ)ながら、私が経験したエピソードを例に挙げます。

ある男性から、私の誕生日祝いということで、お食事に誘われました。

それはとてもありがたいことだったのですが、当日の彼は、私の様子にはまったく無頓着でした。

例えば、予約したお店に向かうのに、スマホで地図を見ながら歩いていたのですが、スマホの画面に夢中でどんどん先に行ってしまうのです。

私は彼の歩くスピードについていけず「待って~」と走って追いかけました。

お店は洋風居酒屋でしたが、オーダーはすべて彼が決めました。私への「何を食べたい?」とか「嫌いなものは?」という言葉がけはまったくありません。

彼だけがメニューを見て「じゃあ、これとこれとこれ!」と勝手に決めてオーダーしていました。

サプライズのバースデーケーキは、とても大きいものでした。

せっかくの気持ちなので、何とか食べ進めましたが、一人ではとても無理だと思いました。

彼に「一緒に食べない?」と言うと「甘いもの苦手なんだ。君のために用意したから」と。

おそらく、私を喜ばせようと必死に考えてくれたのでしょう。彼の気持ちは、十分伝わってきました。

しかし、申し訳ないことですが、私はその場を十分に楽しむことはできませんでした。「共に楽しんでいる」という感覚がなかったからです。

共に楽しむということは、相手も自分も心地よく過ごすということでもあります。

具体的には、こんなシーンを想像してください。

【食事】
  • 「これ、おいしいね」
  • 「いいお店だね」
  • 「今度は○○に食事に行ってみたいね」
【映画】
  • 「すごかったね」
  • 「感動したね」
  • 「あのシーンよかったよね」
【ショッピング】
  • 「あの店いいね。ちょっと見てみようか」
  • 「あの服、似合いそうだね」
【公園】
  • 「今日は、気持ちのいい天気だね」
  • 「のんびりできて癒されるね」

何か話そうと気負うのではなく、相手を気遣いながらも、自分も一緒にその場を楽しむ。感じたことを、素直に言葉にする。

これが「モテる話し方」につながるのです。

2-4.女性から「琴線に触れる話」を引き出す

女性と親密な関係になるには、女性から「琴線に触れる話」を引き出せるようになるといいでしょう。

“琴線に触れる”とは、「人間の心の奥深くにある、感じやすい心情に触れて、感動させる」ということです。

例えばこんな話です。

  • 価値観、信念
  • 夢、目標
  • 子供の頃の話、家族の話
  • コンプレックス、失敗、恥ずかしい話

趣味の話や好きな食べ物といった一般的な会話のトピックよりも、一歩踏み込んだ、心の奥にあるストーリーです。

普段は人に見せない自分を見せる、“自己開示”ともいえるでしょう。

こうした話は、誰にでもできるものではありません。信頼関係のある相手だからこそ、「心を開いて、深い話をできる」のです。

ですので信頼関係を築いたうえで、琴線に触れる話をしましょう。

「心を開いた相手にしか話さないこと」「気心の知れた人にしか話せないこと」を話すほど、女性から

  • 「彼になら、話しても大丈夫!」
  • 「彼だからこそ、私のストーリーを聴いてほしい!」

など

何でも話せる立ち位置に感じてもらえます。

そして「琴線に触れる話」を引き出すために、以下のことを心がけてください。

【聴き方】

  • 相手の目を見て聴く
  • 相手の話を否定しない
  • ジャッジしない
  • アドバイスに走らない
  • 茶化さない
  • 感情を共有する
  • 沈黙があっても穏やかに待つ
  • 女性が話し終えるまで聴く

【言葉がけ】

  • 「僕でよければ、話を聴くよ」
  • 「○○ちゃんの話を、聴かせてほしいな」
  • 「遠慮しないで、何でも話してよ」
  • 「大丈夫だよ」
  • 「安心していいよ」
  • 「俺もそういうことがあったよ」
  • 「話してくれてありがとう」

ある男性のエピソードを紹介します。

彼は、高校の同級生である女性とSNSでつながっていました。

彼は、あるロックバンドの大ファンでした。

偶然、同級生である彼女もまた、そのバンドのファンであることを知り、彼は思いきって彼女に連絡を取り、一緒に食事をすることになりました。

卒業して以来の再会。しばし、バンドの話で盛り上がったあと、高校時代の話になりました。

学生時代は、ほとんど言葉を交わすことのなかった二人。しかし彼は、彼女が学校を休みがちだったことを、なんとなく覚えていました。

そこで彼は、思いきって彼女にこう尋ねました。

「あの頃は、学校を休みがちだったよね。・・・もしかしたら、何かあったの?」

彼女は一瞬、顔をくもらせました。そこで彼は、こう言葉を続けました。

「ごめん。でも、僕でよければ話してほしいな。あの頃も気にはなっていたんだけど、何もしてあげられなかったから・・・。」

「ありがとう・・・。」
彼女は、ぽつりぽつりと、話をはじめました。

実は、彼女は当時、事故でお父さんを亡くしていたこと。お母さんは、ショックのあまり、入院してしまったこと。

まだ小学生の妹がいたので、自分が面倒をみていたこと。お父さんの急逝で家計も苦しくなり、アルバイトをしていたこと。

そんな状況で、なかなか学校に行けなくなったこと・・・。

大人になってから知るそのエピソードに、彼は胸を打たれました。そしてまた、そんな苦労をしてきた彼女を、支えてあげたいと思いました。

その後、二人はお付き合いをするようになり、やがて結婚しました。

これぞまさに「琴線に触れる話」が、男女の仲を結んだ事例です。

誰しも、心の中にひっそり秘めた琴線に触れるストーリーがあるはず。それを打ち明けてもいいと思えるほどの信頼関係が結べれば、きっと良い関係になるでしょう。

2-5.話し方のリズム・スピードを合わせる

女性にリラックスして話してもらうには、話し方のリズム・スピードを相手に合わせましょう。

会話をするときに、相手の話し方を観察し、自分も同じようにします。

例えば、相手の呼吸のリズムを感じとり、自分も同じリズムで呼吸する。

相手が早口なら自分もテンポよく話し、ゆっくり話すタイプなら自分もゆっくりめに話す、という具合です。

リズム・スピードを合わせると、女性は、以下のことを感じるようになります。

  • 彼とは、話が合う!
  • 彼といると、居心地がいいなぁ
  • 彼と私は、相性が良さそう
  • 彼とは、フィーリングが合う!
  • もっと、彼と話したい

いかがでしょうか。「モテる」につながることは、一目瞭然ですね。
なぜ、このようになるかというと、心理学的な作用が働くからです。

類似性の法則という作用があります。
これは「人は共通点をもつ人/自分に似たものに対して、親近感・安心感を抱く」というものです。

こうした人の心の動きに合わせた話し方により、無意識化で「私とあなたは同じですよ」とメッセージを送ることができ、心の距離が縮まりやすくなるのです。

そして上記で紹介した話し方を「心理学NLP」ではペーシングといいます。

さらに、もうひとつ意識してほしいことがあります。
それは「相手の言葉を繰り返す」話し方です。

  • 女性:私ね、イタリアンが好きなの。
  • 男性:ああ、イタリアン。いいね、僕も好きだよ。

このように、相手が言った言葉をそのまま繰り返します。

この方法を、バックトラッキングといいます。会話の中でバックトラッキングすることで、より、リズム・スピードを合わせやすくなります。

ペーシング(リズム・スピードを合わせる)+バックトラッキング(相手の言葉を繰り返す)。
この二つが組み合わされば、最強です。ぜひ、実践してみてください。

2-6.感情(喜怒哀楽)を共有する

女性の心をつかむには、相手と感情(喜怒哀楽)を共有しながら話しましょう。女性は、自分に共感してくれる男性に好感を持ちます。

基本的に人は、感情を共有しあえる相手を「安心・安全」「話しやすい」相手だと認識し、心の距離が縮まります。

そして共有すればするほど、お互いに心地よい存在に。特に女性は、その傾向が強いといえます。

話し方を実践するために、まずは男性と女性における「コミュニケーションの目的と違い」について見てみましょう。

【男性】

  • 問題解決が目的
  • 必要事項を伝えたり、問題解決の手段として会話する

【女性】

  • 感情の共有が目的
  • 互いの感情を共有し、共感しあうために会話する

だからこそ、モテるためには、女性の話に共感しながら会話をすることが大事なのです。

男性が陥りがちなパターンとして、会話のゴールを「問題解決」にしようとすることです。

例えば、こういうことです。

【~同棲中のカップルの会話~】

女性:「新しい仕事、残業が多くてたいへんなの。」

男性:「だったら、上司に相談して残業を減らしてもらうといいよ。」

女性:「そうね。でも私だけじゃなく、みんな忙しい中、がんばっているから。ただ後輩の子がミスが多くて、フォローしなければいけないのが、結構しんどいの。」

男性:「後輩の指導をするのも、君の仕事じゃないかな。一度、しっかり話し合ったらどうだろう。」

女性:「・・・そうね。今は時間的に難しいのだけど、いずれはそうするつもり。それにしても、今日も疲れたわ。」

男性:「いずれなんて言っていたら、ますます疲れるよ。疲れているなら、こんなふうに僕と話してないで、早く寝たほうがいいよ。」

女性:「もういい!!あなたに話したのが間違いだったわ。」

男性:「????」

いかがでしょうか。

男性の発言が、すべて「問題解決」をゴールにしているのがおわかりいただけたでしょうか。

男性は、よかれと思って話しているのでしょうが、女性は少しも喜んでいないどころか、怒り出してしまいました。

この会話のゴールを「共感」にすると、こうなります。

女性:「新しい仕事、残業が多くてたいへんなの。」

男性:「そうか。新しい仕事というだけでもたいへんなのに、残業が多いと大変だよな。」

女性:「そうね。でも私だけじゃなく、みんな忙しい中、がんばっているから。ただ、後輩の子がミスが多くて、フォローしなければいけないのが、結構しんどいの。」

男性:「そうか、それはしんどいだろうな。それにしても、君はよくがんばっているな。自分もたいへんなのに、皆への気遣いもできて、後輩のフォローまでして、本当にえらいと思うよ。」

女性:「そう言ってくれて、ありがとう。後輩の子とは、いずれ話し合いをしなくちゃと思っている。それにしても、今日も疲れたわ。」

男性:「うん、いいタイミングで話し合いができるといいな。今日も一日、おつかれさま。よくがんばったね。紅茶でも飲む?僕が入れるから、君はゆっくりしてて。」

女性:「ありがとう、大好き!」

男性:「僕もだよ。」

いかがでしょうか。先ほどの会話とは、まったく違う流れになり、このカップルは、ますます仲良くなりましたね。これが「共感」の力です。

モテる男性は、皆これができています。

女性と話をするときは、感情(喜怒哀楽)を共有することを何より大事にしてください。

2-7.リアクションを大きくする

女性にたくさん話をさせるには、リアクションを大きくすることを心がけてください。

リアクションが大きいということは、反応がいいということにもつながります。

反応が良ければ、もっともっと話したくなるので、会話が盛り上がります。女性としては「彼と私は相性がいいのかも」と感じ、相手の男性に好意を持つようになるのです。

リアクションは、2割・3割増しくらいに大きくするといいでしょう。

大きくするといっても、どんなふうにしていいかわからない、という場合は、明石家さんまさんを思い出してください。

さんまさんは、ゲストの話を盛りあげるのが上手ですよね。

人気の冠番組をいくつも持ち、誰からも愛されるキャラクターです。その秘訣は、リアクションにあるといえます。

  • ゲストが何か言えば「ほぉ~!それで?それで?」と話を促し、
  • おもしろいことを言えば「ひゃ~っひゃっひゃっ!」と顔をくしゃくしゃにして笑い、
  • とぼけたことを言えば、大げさにずっこけてみせる。

まさに、リアクションの天才です。

さんまさん程ではなくても、とにかく、リアクションを大きくすることを心がけてみてください。

【例】

「おもしろい!」

  • 大きく笑う
  • 手をたたいて笑う

「すごい!」

  • 目を見開く
  • バンザイのポーズ

「悲しい~」

  • 眉間にしわを寄せる
  • しょんぼりうなだれる

大げさなくらいで丁度いいです。会話は盛り上がり、女性からは「彼といると、どんどん話したくなっちゃう」と思われること、間違いなしです。

2-8.褒める・ねぎらう・認める

女性にたくさん話をしてもらうためには、「褒める」「ねぎらう」「認める」ことを意識して会話をしましょう。

誰しも「自分を価値ある人間だと思いたい/扱ってほしい」という欲求を持っています。

この欲求を満たしてくれる人を、強く信頼します。信頼関係ができれば、そこから親密な関係になることも大いにあるのです。

世の男性は、まだまだ「褒める」「ねぎらう」「認める」ことへ苦手意識がある人が多いと、私は感じます。

婚活の相談をうけると「女性を褒めるのは照れくさい」「セクハラだと思われるのでは」という声をたくさん聞きます。

だからこそ!なのです。

苦手な男性が多いということは、女性はそれだけ「褒められる」「ねぎらわれる」「認められる」機会が少ないということ。

そんななか、こうした言葉をたくさん言ってくれる男性が現れたらどうでしょう。思わず、惹かれてしまうと思いませんか。

照れくさいだの、セクハラが心配だのというのは、自分が優先になっている証拠。
モテたいのなら、相手の立場にたち、相手が喜ぶことをしましょう。

【褒める・ねぎらう・認めるの例】

【褒める】
  • ルックスを褒める
  • 「キレイだね」「美人だね」「かわいいね」

  • 性格を褒める
  • 「優しいね」「明るいね」「素直だね」

  • 雰囲気を褒める
  • 「上品だね」「クールでかっこいいね」「癒し系だね」

【ねぎらう】
  • 感謝してねぎらう
  • 「○○してくれて、ありがとう」
    「○○してくれたから、助かったよ」
    「君のおかげだよ、ありがとう」

  • 気遣ってねぎらう
  • 「無理しないでね」
    「疲れたでしょう、休んでね」

【認める】
  • 能力を認める
  • 「料理が上手だね」「仕事ができるね」

  • 行動を認める
  • 「よく気がつくね」「仕事がんばってるね」

  • 存在を認める
  • 「君がいると、場が明るくなるよ」
    「見てるだけで、幸せだなぁ」

いかがでしょうか。こうした言葉をどんどん言えるようになってください。

大事なのは、思ったことを素直に言葉にすることです。ぜひ「褒める」「ねぎらう」「認める」ことをマスターして、モテ男になってください。

2-9.相手の目を見て話す

目を見て話すことで、女性から、たくさんの話を引き出すことができます。

女性からじっと見つめられて、ドキドキしたことはないでしょうか。

女性も同じです。男性からじっと見つめられると、思わずドキドキしてしまい、やがて恋愛感情につながることも、大いにあるのです。

相手を見ているということは、「相手に意識が向いている」状態です。

女性としては、男性から意識を向けられている状態になるので、思わず自分も意識してしまう、という仕組みになるわけです。

婚活相談にのっていると「女性と目を合わせるのが苦手」という声をよく聞きます。

「なぜ、苦手なのですか?」と尋ねると、「緊張してしまう」とか「恥ずかしい」という答えが返ってきます。気持ちはわからなくもありませんが、実はこれ、とても損なこと。

アイコンタクトが苦手な人は、まず、目を合わせないことのデメリットを知るべきです。

目を合わせてくれない男性に対し、女性はこんな気持ちを抱きます。

  • 「私のことを好きじゃないのかな」
  • 「私の話に興味がないのかも」
  • 「嫌われているのかも」

いかがでしょうか。

男性は「緊張してしまう」とか「恥ずかしい」と言っているのに対し、

女性は「私のことを好きじゃない」「私の話に興味がない」「嫌われている」と捉えてしまいます。

つまり、自分の真意とはまったく違う印象、しかも、ネガティブな印象を与えているということです。これは、実に損なことですよね。

「モテる話し方」を実践するために、女性との会話中は、しっかりとアイコンタクトをとってください。

アイコンタクトをとるときは、以下を注意してください。

  • 凝視しない
  • 穏やかな表情で優しく見る
  • 見下ろさない(上から目線になる)
  • 見上げない(上目づかいになる)
  • 視線を外すときは自然なタイミングで

どうしても苦手だという場合は、両目と鼻先をむすんだ三角ゾーンをぼんやり見るだけでもOKです。

慣れてきたら、目を合わせるようにするといいでしょう。ぜひ、実践してみてください。

2-10.姿勢・動作・表情を相手に合わせながら話す

女性と話すときには、「姿勢・動作・表情」を相手に合わせることを意識しましょう。

心理学では、姿勢・動作・表情を相手に合わせることを、ミラーリングといいます。

ミラーリングは、文字通り、まるで相手の鏡になったかのように動きます。

例えば「相手が身体を右に傾ける癖があれば、自分は身体を左に傾ける」「相手が髪をさわったら、自分も髪をさわる」「相手がにっこり微笑んだら、自分も同じように微笑む」といったことです。

人は「自分と似た人に好意を抱きやすい」という傾向があります。

姿勢・動作・表情を相手に合わせることにより、相手の無意識に「私とあなたは似ていますよ」というメッセージを送ることができるので、仲良くなるのが早いのです。

【デート中のミラーリング例】

  • 歩くスピードを合わせる
  • 食事の際、食べるスピードを合わせる
  • 相手とファッションのテイストを合わせる
  • 会話中、相手が背もたれに寄りかかったら、自分も同じようにする
  • 会話中、相手が身を乗り出したら、自分も身を乗り出す
  • 相手が笑顔で話していたら、自分も笑顔で聴く
  • 相手が悲しい表情で話していたら、自分も悲しい表情で聴く
  • 相手が手を握ってきたら、自分も握り返す
  • 相手がバイバイと手を振ったら、自分も手を振る

いかがでしょうか。すぐに取り入れられることばかりですよね。

ミラーリングのコツは、あくまでさりげなくすることです。「会話しながら相手を観察し、姿勢・動作・表情を合わせてみる」ということを試してください。

3.女性にモテるために自信を持つ方法

あなたは、自分に自信を持っていますか?

女性から求められ、選ばれる男性ほど自信を持っています。言動や雰囲気から自信や余裕が伝わり、「魅力的な男性」として女性の心を捉えます。

その一方で、「自信を持てない」ことが原因で、下記のように悔しい思いをし続ける男性をたくさん見てきました。

  • 本来持っている「魅力」や「コミュニケーション能力」を発揮できない
  • 失敗を恐れて行動を起こせない
  • 頑張るほど空回りする
  • うまくいかないパターンを繰り返す
  • 自分に対してネガティブな感情を抱く

そこでこの章では、「自信を持つ方法」をお届けします。

※自信とは、「自分ならできる」と自分を信じることができている心の状態です。

【自信を持つ方法】

1.モテる男を演じる

「モテる男」を演じる方法は、今すぐ実践でき、変化を実感できます。

誰もが、映画の主人公や漫画のキャラクター、憧れる人になりきって、演じた(真似する)経験はあるかと思います。

そのとき、これらが変化したのではないでしょうか?

  • 姿勢や表情
  • 話し方や声の大きさ
  • 考え方
  • 行動
  • 立ち居振る舞い

など

つまり演じることで、いつもの自分ではなく、別の人間として振る舞いやすくなります。

特に重要なのは気持ちの変化です。モテる男、あるいは自信のある人を演じることで、自信を演出できます。

また、「モテる男の言動」を演じることで、女性の反応を変えることもできます。

繰り返しながら、うまくいく言動を学びつつ、成功体験を重ねながら、結果を出した男だけが得る「本物の自信」を身につけましょう。

2.セルフイメージを変える

「セルフイメージが、人生や仕事、恋愛、人間関係で手にする成果を決定づける」と言われています。

もしも女性に対する「自信がない」、あるいは「自信が欲しい」と真剣にお考えでしたら、セルフイメージを変えましょう。

セルフイメージとは、自分に対するイメージや自己評価のことです。

例えば、

  • 「どうせまた、女性との会話がうまくいかず、ふられる」
  • 「私は、女性にモテないタイプ(自分はこんなもの・・・)」
  • 「私は、自信がない・・・自分にも、女性にも」

このようなイメージや自己評価を持っている場合、無意識に、それを証明するような思考や行動を行いがちです。

「セルフイメージが低い」ことが原因です。

セルフイメージは、過去の体験や経験の積み重ねでつくられます。

そして、セルフイメージにふさわしい「思考や行動のパターン」ができあがり、その後の人生で、何度も同じパターンを繰り返してしまうのです。

しかしご安心ください。
セルフイメージは、これからの体験や行動で変えられます。方法はたくさんありますので、その中からいくつかご紹介します。

【セルフイメージを変え、自信をつける方法】

  1. 1.小さな成功を重ねる(少し頑張ればクリアできる小さなゴールを達成する)
  2. 2.うまくいっているイメージを繰り返す
  3. 3.できないことを少しずつ、できるようにする
  4. 4.ネガティブな感情、思い込みを解消する

など

まずは、できるところから始めてください。

4.「モテる話し方」と「自信」を身につけるために

「モテる話し方」を身につけるための第一歩は、基礎を学ぶことです。
その基礎とはコミュニケーションです。

もしあなたが、どれだけ頑張っていても、どれだけ素敵な方であっても、基礎ができていないと、下記のようになりかねません。

  • 「モテない話し方」をしてしまう
  • :話せば話すほど、相手にマイナスの印象を与える

  • 会話は成立しているけれど、相手の気持ちを動かせていない
  • :会話のキャッチボールはできている。けれど何も起こらない 

  • 一方的な話し方になってしまう
  • :聴くのではなく、自分が話すことがメインになっている

    など

今、うまくいかない原因が「話し方」や「コミュニケーション」にあるとしたら、コミュニケーションについて学ぶことをオススメします。

また、もう一つ大切なことがあります。それが自信です。

  • 女性から魅力的に見られるかどうか?
  • モテる話し方を活かせるかどうか?
  • 女性に対して、アプローチをし続けられるかどうか?

これらは「自分に自信を持っているか」に左右されます。ぜひ3章でご紹介した2つの方法を実践してみてください。

最後に、何かを始め、自分を高めていかないと、今の状況は変わりません。

「ご紹介した内容を実践する」「書籍で学ぶ」「講座で学ぶ」など、方法は何でも大丈夫です。

まずは自分を高める何かを始めましょう。そこから人生が動き出し、モテるようになっていくことも可能です。

またすでに始めている方は、より効果的な方法を学ぶことも有効な手段になるはずです。

それがモテる話し方を身につけ、素敵なパートナーと幸せになるために、押さえたいポイントです。心から応援しています。

コミュニケーション能力2級認定講座

まとめ

モテる話し方とは「気づいたら、話が止まらなくなっていた」というくらい自然に、「相手が自分の話をしてしまう」話し方のことでした。

相手にたくさん話してもらうほど、感情共有や深い話ができるので、相手の心がオープンになり、あなたへの興味を惹きつけ「モテる」ようになります。

そのための具体的な方法を、2章で網羅しました。

そして、

  • 聴くことを中心としたコミュニケーションであること
  • 相手に心からの興味、関心を持って接すること
  • モテる話し方のベースはコミュニケーションであること

これらを理解し、一つひとつを丁寧に実践することで、あなたはいつの間にか、たくさんの女性から愛され、応援されるようになります。

また3章・4章では、「自分に自信を持つ」「モテる話し方や自信を身につける」というテーマでお伝えしました。

これらを実践することで、モテるようになるのはもちろんのこと「幸せな恋愛・結婚」「良好な人間関係」「仕事の成功」を叶えることができ、人生全般が好転するでしょう。

あなたの人生が好転することを、確信と共に、心から応援しています。

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