2024/08/15

モチベーションアップの方法5選!うまくいかない時の対処法も解説

モチベーションアップの方法5選!うまくいかない時の対処法も解説

仕事をしていく上で
大切なモチベーション

モチベーションが高いほど、
いいパフォーマンスができます。

反対に、モチベーションがないと
行動するのに時間がかかってしまったり、
継続し続けるのは困難ですよね。

ここでは、
モチベーションアップさせる方法や
万が一、うまくいかなかったときのための
対処法をお伝えいたします。

せっかく仕事をするなら、
高いモチベーションを維持して
働いていきましょう。

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1.モチベーションの種類

「モチベーション」とは、動機づけのことを言います。モチベーションアップには、動機づけの理解が必要不可欠です。

動機づけには下記の2種類があります。

1-1.外発的動機づけ

外発的動機づけとは、外部からの影響によってモチベーションが上がることです。

例えば、「特別ボーナスが貰える」というような目標達成を目指すものもあれば、

「本日中に仕上げないとお客様に怒られる」のような問題を回避するといった要因から、モチベーションがアップするというものです。

外発的動機づけは、即効性があり、一時的な効果が期待できますが、

その状況に慣れてしまうと、いい結果が得られなかったり、個人の成長を妨げてしまう可能性もあるのが特徴です。

1-2.内発的動機づけ

一方で、内発的動機づけとは、自分の内側から出てくる感情でモチベーションを上げることです。

楽しいと思うことだったり、興味・関心があることで行動が促進されます。

達成感ややりがいが生まれやすく、自分の好きなことなので、集中力も維持でき、没頭することができます。

外発的動機づけと比べると、即効性はありませんが、効果が持続しやすく成長に繋がりやすいことも特徴です。

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2.モチベーションアップの方法

ここからはモチベーションアップの方法を、下記の5つご紹介していきます。

  • ①目標を設定して達成する
  • ②モチベーションが高められる環境を整える
  • ③仕事に責任をもたせる
  • ④正当に評価する
  • ⑤リフレッシュできる余白も作る

もちろん自分のモチベーションアップにも使えますが、他者のモチベーションアップにも効果抜群です。

2-1.目標設定して達成する

目標を設定することは、モチベーションアップに欠かせません。

漠然と働いていても、何のために働いているのか不透明で、高いモチベーションを維持することが困難になってきます。

明確な目標を設定することで、何から始めればいいのかが見えてきて、すぐに仕事に取り掛かることができます。

また、小さな目標を立て達成して、達成感を味わうことも、モチベーションをアップさせるためには必要になってきます。

なかなか達成できない目標だけだと、途中で心が折れてしまうということもしばしばあったりします。

中長期的な目標に加え、短期で達成できる目標も設定することにより、モチベーションを高く保つことに繋がります。

2-2.モチベーションが高められる環境を整える

働いている人のモチベーションが高められる環境を整えることも、大事なことの1つです。

まずは、挑戦できる環境があるかどうか

日々、淡々と同じことをしていても、達成感ややりがいを感じることは難しいかもしれません。

しかし、なにか挑戦できるものがあれば、それはモチベーションが上がること間違いなしです。

自分には可能性があると自覚するだけでも、自然とモチベーションアップに繋がります。

そして、周りのメンバーが高いモチベーションで、働いているかどうかも重要になります。

高いモチベーションの人と一緒に働くことにより触発され、モチベーションがアップするということはよくある話です。

また、反対にモチベーションが低い人と働くということは、モチベーションを下げる原因となります。

脳神経の働きで、一緒に過ごす人から影響を受けることがわかっています。

モチベーションが下がっている人がいるとわかれば、警戒モードに入り、フォローすることが大切です。

働く環境を整えてモチベーションアップに繋げていきましょう。

2-3.仕事に責任をもたせる

仕事に責任をもたせることで、何倍もモチベーションが高くなることがわかっています。

「自分にしかできない」「自分がやるしかない」と思うことは、自分の存在価値を肯定されたように捉えることができ、自然とモチベーションアップに繋がります。

「あなたにしか頼めない」と言われたときと、そう言われなかったときを比べると、頑張ろうと思う気持ちや、やる気が湧くという人も少なくないと思います。

頼られたり、責任感が増すことで、モチベーションがアップするので、上手く仕事を依頼してみてください。

2-4.正当に評価する

正当に評価すると、認めてもらえたという感覚が満たされ、モチベーションがアップします。

ここで重要なポイントは「正当に」評価するということです。

結果はもちろん、仕事のプロセスにも着目して、しっかり取り組んでくれたことに対しても評価をします。

ちゃんと見ているということを示すことは「自分は重要な存在であるという感覚」を刺激して、働く気力が湧いてきます。

もっと頑張りたいという気持ちを生み出し、モチベーションが高くなるのです。

2-5.リフレッシュできる余白も作る

高いモチベーションを持続させるには、チームメンバーの体調をしっかり管理することも大切です。

いくら目標が達成できても、働く環境がよくても、正当に評価されても、

睡眠が足りていなかったり、どこかに不調をきたしていると、モチベーションが上がることはまずありえません。

あなたが体調不良のときを思い出してみても、モチベーションが高かったというときは、ほとんどなかったと思います。

どれだけ高いモチベーションで頑張ってくれているとしても、そのモチベーションを維持するには、体調管理が必要不可欠です。

これからも高いモチベーションを維持してもらうために、リフレッシュできる余白を作ってあげることも、大事な仕事の1つです。

3.うまくいかないときの対処法

2章でモチベーションアップの方法をご紹介していきましたが、どうしてもうまくいかないということもあるかと思います。

その際に、この3章でご紹介する方法を、ぜひ試してみてください。

うまくいかないときには、なにかの理由が隠れている可能性があるかもしれません。

3-1.関係性を見直す

モチベーションをアップさせるために、あなたとその方の関係性を見直してみましょう。

しっかりと信頼関係は築けているでしょうか。

例えば、あまり交流のない相手から評価されたとしても、あまりモチベーションアップには繋がりません。

また、相手の意見をないがしろにして、自分の意見ばかりを押し通そうとしていませんか?

一度、相手との関係性を見直し、もし、懸念点があれば、これを機会に改善していきましょう。

改善方法の一例として「傾聴」が挙げられます。

傾聴とは、ただ聞くだけではなく、文字通り、耳と目と心を傾けて聞くということです。

  • 話すときにきちんと目を合わせてますか?
  • 体を相手に向けて聞けていますか?
  • 話すスピードは早いですか?遅いですか?
  • どのような話題を話すときがイキイキしてますか?
  • どんなときに表情が晴れて、どんなときに暗くなっていますか?

このようなことを意識して話してみてください。

相手に興味を持つと、たくさんの情報が入ってきます。

この情報を元に、仕草や話すスピードを合わせてみたり、内容を要約して繰り返してしてみたり、

信頼関係を築くことができるスキルを活用し、良い関係性を築けるように行動してみてください。

関係性が良くなることで、モチベーションアップだけでなく、仕事をする上で依頼をしやすくなったり、

仕事に対して協力的になったりと、働きやすくなることでしょう。

傾聴の具体的な方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

傾聴とは?あなたが特別な存在になる3つの実践法と5つのNG例

3-2.自己重要感を高める

自己重要感とは、「自分は重要な存在であるという感覚」のことを言います。

いい関係性の相手に2章でご紹介したモチベーションアップの方法を試しても、どうも上手くいかないときは、自己重要感が影響している可能性があります。

自己重要感が低い人は、何を試しても、「どうぜ私なんて」と卑屈になってしまい、素直に受け取れないこともよくある話です。

そのような自己重要感が低い人には、大袈裟なくらい必要以上に、敬意をもって接してみてください

積極的に相手に意見を求めたり、相手のいいところや、良かったところを惜しまずに褒めてください。

こんなことで?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自分を認めてくれる人や、「自分は価値のある人間なんだ」と思わせてくれる人は、この世の中になかなかいません。

そのため、相手にとって、あなたは貴重な存在として認めてもらえます。

そうなることで、あなたの意見もすんなりと受け入れてくれて、徐々にモチベーションアップに繋がっていくことでしょう。

人を動かし、モチベーションをアップさせる鍵となる、自己重要感についてはこちらの記事をご覧ください。

【自己重要感とは?】本当の意味で部下を動かす!

3-3.相手の興味があるものを探る

いくら目標を設定させても、責任を持たせても、その人自身がやりたくないことだとモチベーションはアップしません。

あなたは、相手の好きなものを把握できているでしょうか。

もし、やりたくないことを任せてしまっているのならば、永久にモチベーションがアップすることは難しいかもしれません。

相手が何に対して興味があり、何をしたいのかを明確にするために、ぜひ面談を行ってください

ストレートに「どんな仕事がやりたいの?」と聞くことも1つですが、相手の価値観を知りたい場合は、

「仕事において大切にしていることって何?」と10個ほど大切にしているものを出してもらい、その出てきたものに順位を付けてもらってください。

1位になったものが、相手が仕事において1番大切にしているものです。

例えば、「人との関わり」が1位の人に人と関わらない事務作業を任せてしまっていたりすると、それはやる気が起こらない原因の1つかもしれません。

あくまで仕事ですので、中には本人が「やりたくない」という仕事を、やってもらわなければならないときも出てくるでしょう。

しかし、モチベーション高く働いてもらうには、話し合い、及第点を探すことも大切です。

面談では3-1で書いた傾聴も意識すると、より効果的なので合わせて活用してみてください。

4.あわせて知りたいモチベーション理論

モチベーション理論とは、1950年代に研究されたモチベーションに関連する、代表的な心理学の理論のことです。

モチベーション理論を知ると論理的理解が深まりますので、2章の方法と、3章の対処法と合わせて知っておくことで、

考え方のバリエーションが増え、臨機応変に対応できるため、非常におすすめです。

ここでは、3つの理論を下記で解説いたします。

4-1.マズローの5段階欲求説

「マズローの欲求5段階説」とは、アメリカの心理学者、アブラハム・マズローが提唱した、人間の欲求を5段階にした理論のことです。

図のように、5つの欲求があります。

「人間は自己実現のために絶えず成長する」という前提をもとに、

「生理的欲求」が満たされると、「安全欲求」を求め、「安全欲求」が満たされると、「社会的欲求」を求めるというように、

下層の欲求が満たされると、その次の層の欲求を求め、最終的には「自己実現欲求」に到達するまでに、段階を踏んでいくという理論です。

(参照元):Motivation & Personality [Paperback] [Jan 01, 1987] Abraham Harold Maslow, Robert, PH.D. Frager and James Fadiman

4-2.マクレランドの欲求理論

欲求理論とは、アメリカの心理学者、デイビッド・C・マクレランドが唱えた、4つの主要な欲求が存在するというモチベーション理論の1つです。

4つの主要な欲求とは、下記の通りです。

  • ①達成欲求:
    達成しようと努力する欲求
  • ②権力欲求:
    他者に影響を与え、コントロールしたいという欲求
  • ③親和欲求:
    信頼関係を築きたいという欲求
  • ④回避欲求:
    失敗や困難を回避したいという欲求

この理論を知ることで、どのタイプに強く当てはまるのかと考えることができ、モチベーションアップさせるために役立つかもしれません。

(参照元):The Achieving Society

4-3.ハーズバーグの二要因理論

二要因理論とは、仕事においてモチベーションアップには、「動機づけ要因」「衛生要因」の二つの要因が関わっているという理論です。

この理論は、アメリカの臨床心理学者、フレデリック・ハーズバーグが提唱しました。

動機づけ要因は、モチベーションをアップさせるために必要不可欠です。

仕事の達成感や評価されること、仕事内容の充実などにより、モチベーションを保つことができ、

仮に不足していても、仕事に対する不満を引き起こす要素にはなりにくいものです。

一方、仕事の不満に関わるのが衛生要因です。

対人関係や職場環境、給与など、これらに満足できないと、モチベーションダウンしてしまいますが、満たされたからといってモチベーションアップには繋がりません。

単にモチベーションダウンを予防する意味しかないのが、この衛生要因です。

上記で書いたように、「動機づけ要因」と「衛生要因」の二つの要因を分析するということで、二要因理論と名付けられたモチベーション理論です。

(参照元):Motivation to Work

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