2024/08/05

Z世代とのコミュニケーションが苦手な人へ|Z世代の筆者が選んだ大切なポイント

Z世代とのコミュニケーションが苦手な人へ|Z世代の筆者が選んだ大切なポイント

Z世代とのコミュニケーションに
苦手意識を持っていませんか?

あるいは、苦手と感じてはいなくても、
コミュニケーションの取り方に
悩んでいる方は多くいると思います。

悩むことは悪くありません。

生まれ育った環境が違うので
価値観や視点が違うのは当然のことです。

あなたが苦手と感じている
原因の正体は、もしかすると

コミュニケーションに対する
考え方や捉え方に
違いがあるだけなのかもしれません。

この記事では、
1999年生まれであるZ世代の私が
下記についてお伝えしていきます。

  • Z世代を代表する主な特徴
  • Z世代と関わるうえで欠かせないポイント

この記事を通して、
Z世代とのコミュニケーションへの不安が
払拭できるお手伝いができれば幸いです。

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1.Z世代の特徴

1-1.Z世代とは?

Z世代とは明確な定義はありませんが、一般的に1990年代後半から2010年代に生まれた世代のことで、2024年現在でいう、10代前半から20代中盤のことを指します。

Z世代は生まれた時からインターネットが普及していたため、デジタルに抵抗がなく生活していることから、デジタルネイティブ世代とも言われています。

デジタルに対応していることから、何に対しても自ら苦労を買ってでる、というよりは、

デジタルに頼れるとこは頼り、うまく活用しながら効率よく日々を過ごすことに長けています。

1-2.Z世代を攻略するには知っておきたい「タイパ」

Z世代と関わる上で「タイパ」を知ることは必須です。

「タイパ」とは「タイムパフォーマンス」の略称で、時間対効果のことを指します。

要するに、賭けた時間に対してどれだけの効果を得ることができたか、という指標を、Z世代は非常に重要視しています。

「タイパ」が日常に浸透している理由として、デジタルで済ませられることが増えてきていることが挙げられます。

  • メール→チャット
  • 店頭ショッピング→オンラインショッピング

メールは文章を長く打つのですが、チャットは伝えたいことを簡潔に伝えることが出来る手段であり、効率よく相手と連絡を取り合うことが可能です。

またチャットは履歴が見やすく、検索したいワードがあれば、検索機能を用いて履歴を簡単に辿ることができます。

店頭ショッピングからオンラインショッピングへの移行も「タイパ重視」の流れです。

店頭ですと、営業時間が限られていますが、オンラインでは24時間買い物をすることが出来るので、

いつでも、どこでも「手に入れたい」と思った瞬間にスマホ1台で購入に至ることができます。

自分の働き方や暮らし方に柔軟に合わせることが可能なオンラインショッピングや、スマートフォンを通して「タイパ」を満たす生活を手に入れています。

他にも様々な例はありますが、上記でお伝えしたような世界が、生まれたときから当たり前にあるZ世代は、自然と「タイパ」という指標を重要視してきたのです。

もちろん「タイパ」が全てというわけではありませんが、「タイパ」を意識することで、生産性を高めることができ、時間確保に繋がるというメリットがあります。

1-3.「承認欲求」が強いZ世代

さきほどZ世代はデジタルネイティブ世代とも呼ばれている、とお伝えしました。ここに「Z世代は承認欲求が強い傾向にある」ことの理由があります。

デジタルの分野が発達して恐ろしいまでに普及したのが、SNSです。誰とでも気軽に、そして非常に多くの人と関わりを持てるようになりました。

SNSでは、他人の投稿に「イイね」をすることができますが、視点を変えると、これはある種「自分への評価が数値化され、見えるようになった」とも表現できます。

「イイね」をもらった場合には、自分の投稿が『受け入れられた』または『気に入ってもらえた』という認識に繋がり、承認欲求が満たされることに繋がります。

しかし、タイミングもあると思いますが投稿によって「イイね」の数が偏ってしまったり、

ある時から「イイね」をおしてくれない友人や同僚が出てくると「何かよくないことをしたのか」など不安な気持ちになることもあるかもしれません。

SNSが普及していない時代には、この種の心配は存在しませんでした。

Z世代ならではの時代背景には、こうした「承認」「評価」について敏感になる傾向があると言えます。

人の承認を満たす際に役立つ、コミュニケーションの方法について知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

人に好かれる秘訣は?相手を承認するコミュニケーションの7ヶ条

1-4.Z世代にはある!?「サードプレイス」

現代社会では、転職が普通なこととして浸透してきています。一昔前までは、「終身雇用」が当たり前でした。

「終身雇用」が当たり前の時代は、上司や同僚とのコミュニケーションで悩むことがあれば、改善に努めようとしましたが、

現代では自分と合わないことがあれば、「転職」をし、自分の合う環境を探求していきます。

「好き」を仕事にする人も増えてきているため、自分と価値観の合う仲間同士でビジネスをするということもあります。

また、仕事に比重を置いていることが少なく、仕事とプライベートの線引きをきっちりと分ける人が増加していることから、

仕事終わりにプライベートを充実させ、自分のコミュニティを大切にします。

今、属している会社が全てだと思う人が少なく、転職ありきの現代は自分の思いを優先に考え、個人の価値観を大切にする傾向があります。

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2.Z世代と関わる上で欠かせない「自己重要感」

1-3で、Z世代は承認欲求が強まる傾向にある、とお伝えいたしました。

ここに関連して、Z世代である私が最も有効だと感じている「コミュニケーションのポイント」をお伝えします。

それは、自己重要感を満たすコミュニケーションです。

自己重要感とは「自分は重要な存在である」という自己認識があり、自分の内面が満たされていることを指します。

この「自分は重要な存在である」という自己認識が、Z世代にとっては大切なことなのです。

Z世代とコミュニケーションをとる上で「自己重要感」を満たしてあげることは良好な関係を築く上でとても役に立ちます。

「自己重要感」は自己肯定感と他者からの承認によって成り立っています。

Z世代の社員が何かをやらかしたとしても、一方的に責めるのではなくサンドイッチ方式で注意することをおすすめします。

サンドイッチ方式について、例と合わせて説明します。

①出来ていることを褒める

→いつも大きな声で挨拶してくれて、雰囲気を良くしてくれてありがとう。

②改善ポイントを伝える

→苦手なタスクを頼んだときにも、もっとポジティブな表情でいてくれると、さらに良くなると思うよ。

③相手が喜ぶ言葉を伝える

→いつも大きな視野で自分のことだけじゃなく、周りのことも考えてくれてありがとうね。

「Z世代」とコミュニケーションをとるうえで、【褒める・ねぎらう・認める】を意識するとスムーズにコミュニケーションをとれる確率が上がります。

上記で説明したサンドイッチ方式を用いると、注意を受けたがわも落ち込むだけではなく、

自分の良いポイントも認めてもらえていることを知れるのでモチベーションを下げずに、「老害」といわれることもありません。

さらに「自己重要感」が満たされていると起こる嬉しいメリットとしては、自信につながるので成長意欲が高まります。

生きてきた時代背景が違うので、受け入れられないこともあるかもしれませんが、

時代背景を理解し、「こんな価値観もあるんだ」というくらいの感覚で接していきましょう。

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最後に

今回、Z世代の特徴を踏まえながら、コミュニケーションの取り方についてご紹介しましたが、全てのZ世代が同じ価値観を持っているわけではありません。

育ってきた環境や個人の背景によっても違いますので、その人にあったコミュニケーションの方法を見つけてみてください。

Z世代だけでなく、職場や人間関係においてコミュニケーションは非常に大切です。

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