人のいいところを見つけるための目からウロコな考え方と2つの実践方法!

人のいいところを
見つけることが上手い人は
あなたの周りにもいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
あなたは人のいいところを
どれだけ見つけることができますか。
人のいいところを
見つけたいと考えていても、
気がつけば人の嫌な部分ばかりを
見つけてしまう場合も
あるかもしれません。
人のいいところを見つけられる人は
コミュニケーションをスムーズに
取ることができるため、
いい人間関係や信頼関係を
築いていくことができます。
本記事では、
人のいいところを見つけるために
欠かせない考え方と
具体的な方法についてご紹介していきます。
1.人のいいところを見つける上で欠かせない重要な考え方
人のいいところを見つけるうえで、最も重要な考え方は【意識の5段階を理解する】ということです。
私たちの意識には段階的な階層があると言われており、これらを理解することで人のいいところを見つけやすくなります。
例えば、あなたなら下記のA、Bのどちらを言われると嬉しいでしょうか。
A「今日の服かっこいいね」
B「その服を着こなす〇〇くん、かっこいいね」
A「素敵なアクセサリーを持ってるね」
B「その素敵なアクセサリーを選ぶ〇〇さんの感性は素敵だね」
この2つを比較すると「B」のほうが言われて嬉しく感じるのではないでしょうか。
「A」の方はその人自身のいいところではなく、その人が持っているもののみに焦点を当てています。
反対に「B」はものや環境を通じて、相手の考えや価値観、その人自身を褒めています。
「意識の5段階」を理解していると、より相手に影響を与えるような伝え方ができたり、本質的に人のいいところを見つけることができるようになるのです。
この5つの階層を「意識の5段階」と言い、心理学NLPの研究開発者であるロバート・ディルツ氏が開発した考え方です。
- (1)自己認識:自分の役割・ミッション
- (2)信念・価値観:信じていること、思い込み
- (3)能力:才能、リソースなど
- (4)行動:振る舞い、体験など
- (5)環境:身の回りを構成するもの
上記の5つの階層を踏まえると、人のいいところを見つけやすくなります。
具体的には、
環境レベルでいいところ
→服にシワがないなど
行動レベルでいいところ
→挨拶や周りを見て動けているなど
能力レベルでいいところ
→俯瞰して周りを見れる、周りを引っ張り動いているなど
信念・価値観レベルでいいところ
→礼儀を大切にしているなど
自己認識レベルでいいところ
→〇〇さんって本当に素敵、いてくれるだけで安心するなど
意識の5段階を踏まえると、どこに目を向ければいいのかが絞りやすくなります。
この考え方を持っているだけでも、人のいいところを格段に見つけやすくなります。
そして過去に、褒められたのに嬉しくないと感じた経験がある場合は、
例えば環境レベルの内容を自己認識レベルで伝えられたなど、異なるレベルで伝えられたからかもしれません。
相手のいいところを見つけたあとは、その内容に合った伝え方、褒め方をすることが大切です。
2.人のいいところを見つける方法
ここまでは大切な考え方について触れてきましたが、この章では実際にいいところを見つけていく方法についてお伝えしていきます。
2-1.観察をする(関心を持つ)
まず最も大事なことは、「相手を観察する(関心を持つ)」ことです。観察をすることで、相手がどんな価値観を持っているのかを探していきます。
相手のいいところを見つけたいのであれば、相手への関心が必要不可欠となってきます。
相手のことをもっと知りたいと関心を持っているかどうかで、相手のどのような面が見えてくるのか変わってくるのです。
関心を持った状態で先に紹介した意識の5段階を通して見ると、下記の例のように、相手の価値観まで見つけやすくなります。
環境レベルでいいところ
→服にシワがない
価値観は・・・
- 人からの見られ方を大切にしている
- モノを丁寧に扱うことを大切にしている
行動レベルでいいところ
→挨拶や周りを見て動けている
価値観は・・・
- 仲間や、周囲と協調することを大切にしている
- 相手の期待を超えることを大切にしている
このように、環境面や行動面から相手が何を大切にしているのか考えることで、時には本人が無自覚に大切にしてることにも気づくことができるようになります。
直接目に見えない部分を伝えられた相手は、
「そんなところまで見てくれていたのか」
と喜ぶと同時に、
「この人は私のことをわかってくれている」
と、信頼関係も深まります。
このように関心を持って観察することは、人のいいところを見つける上で強力な方法です。
ぜひ実践してみてください。
2-2.リフレーミングをする
おすすめの方法の2つ目として、リフレーミングというスキルをご紹介します。
リフレーミングとは、出来事の枠組みを変えることで、出来事に別の視点を持たせることです。
これはよくコップに入っている水の話で例えられます。
水が半分入っているコップがあるときに、「半分しか水が入っていない」と捉えるか、「半分も水が入っている」と捉えるかで、満足感や喜びも変わってきます。
このように物事の枠組みを変えていくことで、あらゆる物事の捉え方をプラスに変えていくことができるのです。
つまり、悪いと感じていた出来事や相手の行動も視点を変えてみれば、なにかしらの意味があることも非常に多いのです。
例えば、先程の5段階の考え方で相手を見ることをした結果、下記のように相手の悪いとこに目を向けてしまう人もいらっしゃるかもしれません。
ある会議のシーンにて、
「あの人は黙ってばかりで発言しない」
「あの人のプレゼンは噛んでばかりで聞きづらい」
など
しかし、こうした状況でも
「あの人は黙ってばかりで発言しない」
→しっかりと深い考えをしている
「あの人のプレゼンは噛んでばかりで聞きづらい」
→それほど真剣に取り組んでいる証だ
このように視点を変えると相手のいいところに気づくことができるきっかけになります。
あなたも人のいいところを見つけるうえで、このリフレーミングのスキルを使ってみてはいかがでしょうか。
3.相手とさらに信頼関係を築くためには
本記事では、人のいいところを見つける方法をお伝えしてきましたが、いかがでしたか。
実践しやすいものをお伝えしているので、ぜひ人のいいところを見つける習慣を身に着けてください。
それにより、あなたの生活はとても充実したものとなり、周りの人との信頼関係を容易に築くことができるようになるでしょう。
今回お伝えした方法は信頼関係を築くうえでも大事なポイントとなります。
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