2024/08/08

「なぜかあの人との会話が楽しい」と感じさせる人に共通する3つの要素

「なぜかあの人との会話が楽しい」と感じさせる人に共通する3つの要素

いつの間にか1時間も経っていた・・・

楽しく会話をしているとき、
誰もが一度は経験したことがある
感覚ではないでしょうか。

会話をしていて、楽しいと感じるのは

  • 自分の話をたくさん聞いてもらったとき
  • 相手の意外な一面が見えたとき
  • 自分と相手の共通点を見つけたとき
  • お互いの話に共感できたとき

など色々な要因が考えられると思います。

この記事では、どうしたら
あなたも相手も会話が楽しいと
思えるような話し方ができるのか

話し方が上手な人の持つ要素や
今すぐ実践できるポイント

併せてご紹介いたします。

無料eBOOKダウンロードはこちら

1.相手に会話が楽しいと感じさせる人に共通する3つの要素

あなたの周りには、なぜかわからないけど、「いつも話していて楽しい」と感じさせる人がいるかもしれません。

ここでは、そんな相手に会話が楽しいと感じさせる人の、3つの要素をお伝えしていきます。

あなたが普段会話をするときに、どんなことを意識しているかも振り返りながら読んでみてください。

1-1.聞き上手

1つ目の要素は、話しを聞くのが上手ということです。

話を聞くのが上手な人は、表情や相槌などから相手の話に興味があるということ、相手の話が楽しいということを示すことが上手です。

表情や相槌があると、相手に話を聞いているということが伝わりやすいため、会話を楽しんでいるという態度をわかりやすく示すことができます。

【意識するべきポイント】

  • 表情
  • 姿勢
  • 相槌
  • 目線

特に意識するべきポイントは以上の4点です。

例えば、あなたが話をしているときに、黙って険しい顔をして話を聞いている人と、

相槌を打ちながらにこやかに柔らかい表情で話しを聞いている人だったら、後者のほうが話をしやすいと思うでしょう。

姿勢に関しても、そっぽを向いたまま話を聞かれるよりも、

しっかりと相手の方を見て話しを聞いてくれたほうが、俄然自分の話に興味を持ってくれているように感じます。

そしてこの4つのポイントの中で、特に意識したいのが目線です。

現代人の多くの人は、常にスマートフォンを手にしているということもあり、ふとした時にスマートフォンに目線を落とすことが癖になっている人は意外と多くいます。

また、時間効率を気にする傾向が高まっていることで、スマートフォンだけでなく、

時間が気になって腕時計に目線を落とすことが癖になっている人も多いと言われています。

話しを聞いている最中にスマートフォンや、腕時計に目線を落としてしまうと、相手にはまるで早く話しを切り上げて欲しいかのように伝わってしまう可能性もあります。

時間の確認は、相手の目線がこちらから外れたときや、相手が離席したタイミングに行いましょう。

1-2.話し上手

2つ目の要素は、話すのが上手ということです。

ここでいう話が上手とは、会話のキャッチボールが上手ということです。

会話のキャッチボールができていると、相手の話をしっかりと受け止めつつ、

あなた自身の話も程よく交えて話すことができるため、あなたも相手も楽しんで会話をすることができます。

あなた「趣味は何ですか」

相手 「旅行です」

あなた「最近はどちらに行きましたか」

相手 「箱根に行きました。温泉が心地よかったです。」

あなた「箱根に行かれたのですね!実は私、箱根には一度しか行ったことがなく…。特におすすめの温泉はありますか?」

例えば上記のように、相手が投げかけた言葉に対して、自分のエピソードや気になることを添えて、返答することができると、会話を盛り上げることができます。

そして、あなた自身のエピソードもプラスすることで、相手もあなたに質問する余地を与えることができ、より会話を弾ませることができます。

ただただ相手の話を聞くだけではなく、それをうけてしっかりとキャッチボールすることができるというのがポイントです。

1-3.引き出し上手

3つ目の要素は引き出すのが上手ということです。

この要素は1つ目の聞き上手や、2つ目の話し上手にも通じるところがある要素ですが、どちらの要素も兼ね備えているのが特徴です。

ここで言う引き出し上手とは、話を聞いて相手が何を考えているのか掴み、うまく次の話につなぐことができるということです。

相手が何を考えているのか掴むためには、積極的に質問をしていくことが有効です。

相手の話を踏まえて、どんな分野に興味があるのかを把握し、

自分の引き出しの中から相手が興味をもちそうな話に展開していくことで、あなたも相手も会話を楽しむことができます。

このような話し方ができるようになると、複数人で話している場でもその力を発揮し、場を回していく存在となります。

複数人で話しているとき、このような人が一人いると、その場が明るくなり、その場の全員が会話を楽しむことができるようになります。

無料eBOOKダウンロードはこちら

2.会話を楽しいと感じて貰うために必要不可欠なこと

1章でお伝えした3つの要素の大前提として、相手の話をもっと聞きたいという姿勢を持つということが重要です。

どれだけ態度や姿勢、表情に気を配って、相手の話を聞こうとしていたとしても、

もっと相手の話を聞きたいという興味がなければ、それは相手にも伝わってしまいます。

「本当は興味ないでしょ」

なんて相手に言わせないためにも、どんな話であろうと興味を持とうとすることが大切です。

相手に楽しいと感じさせる会話をするために、まずは相手の話に興味をもち、もっと聞きたいという姿勢を示すことを意識しましょう。

3.あなたも相手も会話を楽しむためのポイント3選

ここからは、心理学の観点から、あなた自身も相手も会話を楽しむために使える3つのポイントをご紹介していきます。

簡単かつ効果的な内容ですので、ぜひこの記事を読んだ後から実践してみてください。

3-1.アイコンタクト

1つ目に重要なポイントがアイコンタクトを取るということです。

相手の目を見て話すように意識をすることで、相手に話しを聞いているという姿勢を示すことができるようになります。

アイコンタクトと聞くと、ずっと相手の目を見て話さないといけないのではないかと、ハードルが高く感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、安心してください。

「アイコンタクトをとる=目線を外してはいけない」

というわけではありません。

人は約3秒間のアイコンタクトが、もっとも不快感を与えにくいと言われています。

相手の気持ちになって考えるとよく分かると思いますが、じっと見つめられているのも結構気まずい気持ちになりますよね。

そして、相手にもっとも不快感を与えるアイコンタクトは、チラチラと細かく目線を向けられることです。

相手に不快感を与えないようにアイコンタクトをするためには、3秒という時間が絶妙な加減なのです。

あなた自身がどのようなタイミングでアイコンタクトが取れると、

不快感なくコミュニケーションを取ることができるのか改めて考えてみると良いでしょう。

約3秒で大丈夫ですので、相手の目を見て、アイコンタクトを取るということを意識してみましょう。

参考:Pupil dilation as an index of preferred mutual gaze duration | Royal Society Open Science

3-2.うなずき・相槌

2つ目に重要なポイントはうなずきや相槌を意識するということです。

会話をしているときに、うなずきや相槌など、相手からの反応がまったくないと会話をしている相手は不安になってしまいます。

うなずきをするだけで心理的な距離感が30~40%近づくというデータもあり、見た目だけでなく性格の印象も左右するといわれています。

うなずいたり、相槌を意識するのはいつでもできる簡単なことですが、これだけで印象の変化が生まれるのです。

会話をする際に意識するようにしてみましょう。

参考:【研究成果】「うなずき」が人物の印象に与える効果を検証(河原 純一郎准教授)

3-3.信頼関係を築くテクニック

3つ目に重要なポイントが信頼関係を築くためのテクニックを使うということです。

具体的には姿勢や話す際のスピード、表情などの非言語の部分に加え、

使う言葉や言葉遣いなどの言語の部分も相手にあわせて会話をしていくということです。

非言語な部分に関して、有効なテクニックは以下の2つです。

  • 相手の仕草や表情を真似する
  • 相手の声の大きさやテンポを真似する

この2つのテクニックのポイントは、相手に気づかれないような範囲で行うということです。

不快感を与えない程度に相手を真似るようにすると、相手に安心感を与えることができます。

例えば、初対面でお互い緊張しているときや、まだあまり関係性ができていない人と会話をするときに有効です。

会話をしているとき相手はどんな、表情をしているのか、どれくらいのスピードで話しているのか、よく観察してみましょう。

相手のペースに合わせて会話ができるようになると、相手は自分の話を聞いてくれていると感じるとともに、話しやすいと感じると言われています。

そして言語の部分に関して、有効なテクニックは以下の通りです。

  • 相手の使った言葉を繰り返す

このテクニックを使う際のポイントは、相手の感情を、相手が使った言葉そのまま使って、内容を要約して繰り返すということです。

相手 「今日○○でミスをしてしまい、本当に悔しかったんです。」

あなた「○○でミスをしてしまって、悔しかったのですね。」

上の例でいうと、「失敗をして、悔しかったのですね」と言葉を勝手に言い換えてしまうのは、

相手の共感を得られなくなってしまうので好ましくありません。

相手がどうやって話しているのか、何を伝えたいのかをよく観察をすることで、相手との距離は自然と縮まっていきます。

コミュニケーション能力2級認定講座

4.今よりももっと会話を楽しむために

ここまで相手に会話を楽しんでもらうために、必要な要素とテクニックについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

会話を楽しめるよう意識をすることは、自分が楽しいだけではなく、相手との信頼関係を築く上でも良い作用をもたらします。

会話の仕方1つで、良くも悪くも相手との関係性や、相手からの印象は簡単に変わってしまいます。

この記事で紹介してきた方法を実践することで、あなたの会話の仕方はぐんと上達して、相手もあなたも楽しんで会話ができるようになるでしょう。

また、このメディアサイトを運営している日本コミュニケーション能力認定協会では、コミュニケーションに関する講座を運営しています。

講座では、信頼関係を構築していく方法をより詳しくお伝えし、実践を通して身につけることが可能です。

もっと楽しい会話ができるようになりたい、コミュニケーションについてもっと学んでみたい、体験してみたいと思われた方は下記をご覧ください。

← 記事一覧に戻る

【eBOOK】今なら無料プレゼント
人間関係が劇的に変わる
コミュニケーション
『5つの秘訣』とは?

人間関係や仕事でうまくいく人と、そうでない人の
コミュニケーションには、どのような違いがあるのでしょうか?

この無料eBOOKは、両者の違いを探求して見出した、
コミュニケーションがうまくいっている人たちの
「共通点」や「秘訣」の一部をまとめたものです。

  • 部下やチームをもっとうまくまとめたい
  • 営業や接客・販売の成績をもっと上げたい
  • 人を巻き込む力・人を動かす影響力を身につけたい
  • 言いたいことが伝わらずに悔しい思いをしている
  • 家族や恋人との関係をもっと良くしたい

1つでも当てはまることがある場合は、
このeBOOKがきっとお役に立てることでしょう。

今すぐ下記からダウンロードして、ご活用ください。