本当に自分に自信がある人の特徴や自信を高める方法6選
自分に自信がある人達は、
なぜ、自分に自信があるのでしょうか?
裕福な家庭に生まれ、容姿に恵まれていれば、
自分に自信が持てる人は多いかもしれません。
ですが、
これが自信がある要因の全てではないでしょう。
そして自信には、
「生まれながらに何となくある自信」の他、
足が速い、勉強ができる、
富士山に登ったことがあるなど、
「スキルや経験から得た自信」もあるようです。
ここでは、自信がある人の特徴や、
自信がある人がやっていることをご紹介していきます。
自分に自信があることは、巡り巡って
人生や人間関係に大きな影響がありますので、
もし、
まだ足りない部分があるとお感じでしたら、
できることから取り組んでみてください。
1.自分に自信がある人の特徴
1-1.自分を信じている
自分に自信がある人の特徴1つ目は、「自分を信じている」ことです。
自分に自信がある人は、自分の存在や、自分の感覚などを含めて自分を信じており、自分の未来も信じることができます。
そのため、起こる出来事を肯定的に捉えることができます。
例えば、火事、怪我、人に騙されるなど、不幸と思われる出来事が起きても、「必然性があって、良いことも悪いことも起きている」と信じられるのです。
これは単なるポジティブシンキングとは違い、一つ一つの出来事に動じることなく、起きたことを一連の流れと捉えて、自分を信じることができるのです。
これらの自信には、「ありのままの自分を認めることができる、自己肯定感」や、自分に対するイメージである「セルフイメージ」が関わっています。
自己肯定感が高く、高いセルフイメージを持っていると、どんな出来事が起きても、自分を信じることができるのです。
1-2.人を信じることができる
自分に自信がある人の特徴2つ目は、「人を信じることができる」ことです。
例えば仕事であれば、まだ何もできない新人の方にも、以下のように、未来を信じることができるでしょう。
- ・きっと、できるようになる
- ・この人だけの素晴らしい部分がきっとある
自分に自信があることで、たとえ、まだスキルがない新人の方に対してでも、相手の未来、人間性、誠実さなどを信じることができるので、人間関係が良好に保ちやすくなります。
1-3.自分の機嫌をとれる
自分に自信がある人の特徴3つ目は、「自分の機嫌をとれる」ことです。
例えば、なにか上手く行かないことがあって、朝から落ち込むような事態にあったとしましょう。
そんなとき、自分に自信がある人は軸が自分にあり、ベースが安定しているので、自分で自分を良い状態に保つことができます。
状況に振り回されることなく、自分の機嫌をとっていることで、周囲の方々も安心して接することができるでしょう。
1-4.意見を言うことができる
自分に自信がある人の特徴4つ目は、「意見を言うことができる」ことです。
例えば、会議などで意見を求められたり、友達から「どう思う?」などと聞かれた際には、自分に自信があるので、「私は、こう思う」と意見を言うことができるのです。
もちろん、状況によっては、なんでも言えば良い訳ではありませんが、個人の意見を聞かれている際は、積極的に発言することで、相手との関係を良い状態に保つことができるでしょう。
1-5.失敗から学ぶことができる
自分に自信がある人の特徴5つ目は、「失敗から学ぶことができる」ことです。
伝説的なバスケットボールのコーチである、ジョン・ウドゥン氏はこう語ります。
失敗をなにかのせいにしない限り、その人は失敗者ではない
引用元:マインドセット「やればできる! 」の研究 | キャロル・S・ドゥエック
確かに、人のせいにしたり、景気のせいにしたりしたい場面があるはずですが、自分に自信がある人は、失敗から学びを得てすぐに次の行動に移っています。
自分を信じることができていることで、失敗すらも学びに変え、自信を保つことにつなげているのでしょう。
1-6.柔軟に対応できる
自分に自信がある人の特徴6つ目は、「柔軟に対応できる」ことです。
これは、マインドセットによると考えられます。
マインドセットは大きく2つに分けられ、「硬直マインドセット」と「しなやかマインドセット」が誰にでもあります。
- ・硬直マインドセット:
自分の能力は固まっていて変わらない - ・しなやかマインドセット:
努力次第で基本的な資質を伸ばすことができる
これは、状況によってどちらかが優勢になったりするため、完全にどちらかのマインドセットで生きているわけではありません。
自分に自信がある人は、しなやかマインドセットを発動させることができるため、予期せぬ出来事や、自分の期待と異なるような場面でも柔軟に対応できるのです。
参照元:マインドセット「やればできる! 」の研究 | キャロル・S・ドゥエック
ここまでご紹介したように、自分に自信があることで、自分だけでなく、他者との関係性にも良い影響があります。
もし、もっと自分に自信を持てるようになりたいとお考えでしたら、自分に自信がある人たちが、自然にやっていることをご紹介していきますので続けてご覧ください。
2.自分に自信がある人がやっていること
2-1.ポジティブな言葉を発信する
自分に自信がある人がやっていることの1つ目は、「ポジティブな言葉を発信する」ことです。
人間は放っておくと「ネガティブ」に注目しやすくなります。
それは、ネガティブなことを早くキャッチして、問題を未然に防ぐことが、人間が生きていく上で大事だからです。
ですが、自分に自信がある人達は、意図的にポジティブなことに注目し、ポジティブな言葉を発信しています。
結果的に、言っている本人も、周囲の方もポジティブになり、精神的に良い状態を保つことにつながります。
これらの好循環により、自分の自信も保つことができ、人間関係も良好になるでしょう。
2-2.自分から働きかける
自分に自信がある人がやっていることの2つ目は、「自分から働きかける」ことです。
こういった働きかけのことを、心理学の言葉ではストロークと言い、カナダの精神科医:エリック・バーン氏が提唱しました。
ストロークは挨拶など言葉をかけることや、抱きしめることなど、多くの働きかけを含みます。
自分に自信がある人は自然と、笑顔で自分から挨拶をしたり、相手の良い変化に気づいて言葉をかけたりしています。
実は、こうやって他者に自分から働きかけることは、相手に良い影響があるだけでなく、自分の内面にも良い影響があるのです。
1番多く、自分の言葉を聞き、自分の行動を知っているのは自分なので、相手に働きかけることで、自分も満たされていくでしょう。
2-3.ネガティブに注意を払う
自分に自信がある人がやっていることの3つ目は、「ネガティブに注意を払う」ことです。
ネット上のニュースなどには、基本的には事件や事故など、ネガティブな情報がたくさん流れてきます。
ひとは、どうしても見聞きした情報の影響を受けてしまいますので、自分に自信がある人は、良い状態を保つためにネガティブに巻き込まれないよう注意を払っています。
なお、ネット上には、誹謗中傷が溢れている印象があるかもしれませんが、
「SNS上の意見の46%が極端な意見でも、社会全体を見れば極端な意見を持っている人は14%」
「炎上事件を見て批判している人はネットユーザーの約40万人に1人」
という分析結果もあります。
自分が何に注目しているのかに気づき、ネガティブな情報の影響を受けないよう注意しましょう。
参照元:炎上加担、実際は40万人に1人 経済学者が誹謗中傷の"リアル"分析 - ITmedia NEWS
2-4.事実を分けて捉える
自分に自信がある人がやっていることの4つ目は、「事実を分けて捉える」ことです。
例えば、白い服にコーヒーのシミを付けたとしましょう。
「コーヒーのシミが付いた。恥ずかしい。」
「コーヒーのシミが付いた。恥ずかしい。
なんて自分はダメなんだ。」
こういった場面で、感情を抑えることはできませんが、畳み掛けるように自分をまるごと否定するのは意味がないでしょう。
自分に自信がある人は、事実は事実で捉え、自分を否定することにまでつなげません。
もしも他者の目を気にしすぎるような方は、「多少は、面の皮が厚くなってもいい」くらいにおおらかに考え、事実と自分の存在を分けて捉えるようにしましょう。
2-5.自分を高める良い習慣をもっている
自分に自信がある人がやっていることの5つ目は、「自分を高める良い習慣をもっている」ことです。
自分を高めるような良い習慣があることで、さらに自分を認めることができ、自分の自信を高めていくことができます。
例えば、定期的に本を読んだり、継続して必要なスキルアップの修得を心がけたり、講座に出たりして、自分を高めることを習慣化しているのです。
そして自分に自信があることで、新しいことにもチャレンジでき、自信がない人に比べると、新しい経験を増やすことができます。
結果的に、経験から得る自信を高めることができるでしょう。
2-6.新しいことや変化を好む
自分に自信がある人がやっていることの6つ目は、「新しいことや変化を好む」ことです。
人の行動の80%以上は、おきまりの習慣に従っていると言われています。
そこには無意識が関係しています。
そして、自分に自信がある人たちは、積極的に新しいことや変化に取り組もうとします。
新しいことや変化は労力を使うので、脳にとっては避けたいことではありますが、結果的には、脳にも刺激となり良い影響があります。
新しいことや変化を積極的に経験し、それを達成する喜びを得ると脳は快楽を感じ、「できた」という経験も増えるので、さらに自信を感じているのです。
さてここまで、自分に自信がある人の特徴、自信がある人たちがやっていることをご紹介しました。
ここからは、自分の自信を高める方法をご紹介していきます。
3.自信を高める方法
3-1.姿勢をよくする
自信を高める方法の1つ目は、「姿勢をよくする」ことです。
姿勢をよくするだけでも、心境には変化があります。
さらに堂々と胸を開いた状態で、深い呼吸をすることは、あなたが想像している以上に、メンタルに影響を及ぼします。
姿勢をよくして、深い呼吸をすると、全身の血流がよくなり、気持ちが落ち着いたり、広い視野で物事を見れるなど、さまざまな変化が起こります。
逆に、ストレスを感じたりすると姿勢は悪くなりやすく、呼吸が浅くなって、視野が狭くなってアイディアも浮かばないでしょう。
自信を高めるには、姿勢をよくすることが効果的なのです。
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3-2.ポジティブな言葉を使う
自信を高める方法の2つ目は、「ポジティブな言葉を使う」ことです。
もしかすると、「疲れた」ではなく「よくがんばった」と言い換えることなどは、すでに取り組まれている方もいらっしゃるかもしれません。
これは心理学の用語で、リフレーミングと良い、出来事のフレームを掛け直し、意味付けを変える効果があります。
そして、ポジティブな言葉を使い慣れていない場合は、すぐに元に戻り、自然にネガティブワードを使っていることがあります。
そのような場合は、以下のように一言付け加えてみてください。
「疲れた、とも言えるし、よくがんばったとも言える」
「自分だけ下手だった、かもしれないけど、できたところもあった」
このように、「とも言えるし」や「かもしれない」などと、クッションを挟んで、ポジティブな言葉を使っていきましょう。
人は、最後に発せられた言葉のほうが、印象に残るので、こういった付け加えを行ったリフレーミングでも、ポジティブな印象が残り、自分の自信につながっていきます。
3-3.得意なことを磨く
自信を高める方法の3つ目は、「得意なことを磨く」ことです。
まずは、何かしら得意なことを見つけ、それをより得意にしていきます。
そうすることで、自分の中で「できる」という感覚を感じる機会が増えたり、自分の強みが持てるようになるので、自信が高まっていくでしょう。
これは地道な努力ではありますが、例えば、得意な分野について、毎日少しでも本を読んだり動画で学習することは、取り組まないでいる人と比べると、大きな差を生みます。
積み重ねの成果は大きいので、ぜひ、何か得意なことを見つけ、磨いて行ってみてください。
得意なことを磨いていくと、独立・起業したり、フリーランスで働くこともできるようになります。
フリーランスで仕事をしていく際には、専門のエージェントの力を借りることもおすすめです。
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3-4.成功体験を増やす
自信を高める方法の4つ目は、「成功体験を増やす」ことです。
こう書くと、ものすごく大きな偉業を成し遂げるイメージかもしれませんが、小さなことでも大丈夫です。
例えば、極めたい分野の本を毎日10分以上読むと決め、1ヶ月続けられた。
これも1つの成功体験です。
やると決めて、実際に行動を起こすことは、小さなことであっても、自信を高める際は大きな意味があります。
万が一、決めたことを何度も実行できず、毎日「また、ダメだった」という体験を積み重ねると、小さなことでも大きなダメージになるので、
頻度を毎日ではなく、1日おきにするなど、最初はできそうなことでチャレンジしてみてくださいね。
3-5.どんな出来事にもプラスの意味を見つける
自信を高める方法の5つ目は、「どんな出来事にもプラスの意味を見つける」ことです。
いい経験にプラスの意味を見つけることは簡単ですが、失敗経験やマイナスに感じやすい体験にプラスの意味を見つけるのは難しい場合があります。
ポジティブな心理状態でない場合、あらゆる出来事にプラスの意味を見つけるのが難しい場合がありますが、
一見、マイナスに見える経験でもプラスの意味を見つけることができるようになると、人生全般において、自信を高めることができるようになるので、取り組みたいことの1つです。
多くの人が、子どもから大人になり、社会に出る中で、さまざまな出来事を経験し、良いこともあれば、嫌な想いをすることもあると思います。
それら全てに、「意味があった」と思えることは、
自分の存在を強固にし、自信を高めてくれるでしょう。
特に、当時は辛かったことでも、振り返ってみると、「起こるべくして起きていた」、「あれがあったから今がある」と思えることが見つかるかもしれません。
この習慣を持つと、過去の経験の全てを受け入れられるようになっていき、自信が高まるだけでなく、人生がより生きやすくなると期待できます。
3-6.ネガティブな経験と決別する
自信を高める方法の6つ目は、「ネガティブな経験と決別する」ことです。
ここまで、「自分に自信がある」状態になれるよう、さまざまなご提案をしてきました。
そして、もしも自分の自信の無さの根源に、ネガティブな経験があるとお感じでしたら、その経験と向き合い決別することが効果的です。
例えば、大勢の前で発表して失敗したために笑い者になり、それ以来、発言に自信が持てないという経験があったとしましょう。
まずは、失敗体験と向き合い、その経験から、何を学んだのかを考えてみます。
そうして、その経験を完了させ、ネガティブな経験と決別するのです。
もし心の底にずっと、「失敗で笑われて恥ずかしい」と思い続けていると、何度も失敗を思い出して、頭の中で再体験することがあります。
結果的に、なかなか自信が持てない状態になってしまうので、何をやっても自信が持てない方は特に、ネガティブな経験と決別することに取り組んでみてくださいね。
ご提案
人間関係が良好だと、自分により自信が持てるようになります。
そのため、自分の自信を高める経験を増やし、人間関係を豊かにするコミュニケーション能力を高めてくことでより人生が充実していくことでしょう。
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