2010年08月04日
コミュニケーション能力(スキル)が8年連続1位 経団連~新卒採用に関する調査
約87%の企業が「コミュニケーション能力」を求める要素の第1位に。
買い手市場の就職活動が続く中、意欲的に動く学生も多い
~経団連で2001年から行われている「新卒採用時に関するアンケート」より~
採用選考時に重視する要素の第1位は8年連続で「コミュニケーション能力」
今年度の傾向として、「主体性」「専門性」「一般常識」の注目度が高まる。
企業が選考にあたって重視した点を25項目から5つ回答する設問では、
「コミュニケーション能力」が8年連続で第1位となり、選択した企業割合は81.6%と
昨年度より5ポイント上昇した。
上位5位までの項目は例年同様であったが、順位では「主体性」が
昨年2位の「協調性」に10.3ポイントの差をつけて逆転した。
売り手市場から買い手市場へ
就職採用市場に関する設問では、2004年度調査(2005年卒)から5年間続いていた
「売り手市場」評価が逆転し、64.1%の企業が「買い手市場」であったと回答、
「売り手市場」と回答した企業は2.8%にとどまった。
学生に対する評価では、「厳しい就職状況を認識して意欲的に動いている」といった見方がある反面、「危機感のあまり焦って目的意識を見失っている学生が多い」とする意見も目立った。
(経団連:新卒採用(2010年3月卒業者)に関するアンケート調査結果の概要より抜粋)
●関連情報「コミュニケーション能力が1位 朝日新聞社調査~新卒計画調査
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